おおねここねこ
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5月 浄智寺(浄智寺 入山料200円) 鎌倉五山第四位、臨済宗円覚寺派。北鎌倉駅下車徒歩約8分。浄智寺の開基は鎌倉幕府八代執権の北条 時宗の弟宗政の夫人と、その子師時で1281年創建と。参道入口横には鎌倉十井の一つの甘露の井があります。 5月のおおむらさきつつじは見事ですね。ほかにつつじで有名なのは、大町にある安養院(あんよういん)、それに、鶴岡八幡宮の段葛の両側のおおむらさきも綺麗です。
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浄智寺は、映画「武士の一分」に参道の両脇に彼岸花がちらほら咲いているシーンに使われましたが、石段の奥に見える、中国風楼門が眼を引きます。2006年11月に撮影とお寺の方は言っていましたが、残念なことに映画で映っている楼門は今はなく、2007年3月に建て替えられてしまい、昔の趣はなくなってしまいました。実際は、彼岸花は此処では咲いていませんが。1月の蝋梅、4月のシャガ、5月に美しい花を咲かせる大きな白雲木、10月の秋明菊、11月下旬から12月はじめの黄葉、紅葉でも有名です。 境内の御堂は、鎌倉では珍しくなった、茅葺の屋根で。一寸田舎のお寺さんに来た感じがします。 また、境内には七福神の布袋さんがまつってあります。 本殿の曇華殿(どんげでん)に安置される本尊の三世仏(阿弥陀、釈迦、弥勒:過去、現在、未来を代表する如来)の各坐像は、 本当に素晴らしいと思います。
2009年12月11日04時39分