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式年遷宮を経て、遷御を終え空になった外宮の旧正殿です。 茅葺きの屋根の姿に20年の時の流れを感じます。 ご存じのように伊勢神宮は20年ごとに新しく社殿を作り直す式年遷宮が営々と行われています。 内宮は創祀2000年、外宮は1500年と言われており、今回行われた式年遷宮は第62回です。 20×62回=1240年 第1回の内宮式年遷宮が690年、外宮は692年といわれていますから、年数が合いませんね。 どうも戦国時代に約120年以上に及ぶ中断や幾度かの延期があったそうです。
yosshy99837さん、コメントありがとうございます。 はい、式年遷宮の意味・・・よく分かっていないそうですね。 もっとも、時期が不確定な遷宮は全国の至る所で行われているようで、一定の周期で遷宮を行う(式年遷宮)神社は他にもあるようですね。 だいたいが伊勢神宮と同じように20年周期が多いようです。 ただ、調べてみると伊勢神社の式年遷宮の理由は次の4点が考えられるそうです。 ・古い弥生建築様式を後世に保存するため。 ・神道の精神として、常に新たに清浄を維持するため。 ・毎年行われる新嘗祭にたいして、大新嘗祭として。 ・かつては天皇の代替わり毎に皇宮が移し替えられていたが、恒久的な宮が建設されたことから、その意義を神宮に託された。 そして20年の間隔に理由としては・・・ ・建物の「清浄さ」を保つ限度が20年程度であるため。 ・一世代がおよそ20年であるため、建て替えや宝物の技術の伝承として一生に少なくとも二度携われるため。 ・新嘗祭に供される穀物の保存年限が20年のため。 とか・・・。
2014年04月27日17時14分
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近年では昭和4年に第58回が行われたのですが、昭和24年は終戦の影響が残り、宇治橋の架け替えのみ行われたそうで、第59回は昭和28年に行われ、以降第60回は昭和48年、第61回は平成5年、そして今回は第62回平成25年が行われました。 さて、ここで問題です! 式年遷宮を終えると旧社殿は解体されますが、その際に出る古材はどうすると思いますか? 20年風雨にさらされたとはいえ、檜の立派な古材が沢山出ます。 まだまだ使えるとは思うのですが・・・。
2014年04月24日21時29分