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早朝から日没まで出ていた超巨大吊るし雲です。 朝の撮影中は「空が不思議な様子だな」くらいにしか思っておらず、のんびりしていました。 ライブカメラにも映ってなかったですし。 途中で「これは吊るし雲だ!」と気付き、しかも急にヌケも良くなり、青空が広がって富士山にも日が当たって… ここから大忙しでした。 富士市にいたのですが、富士宮を抜けて朝霧高原に出ると、そこから精進湖、紅葉台、河口湖、山中湖長池平野、パノラマ台と大急ぎの撮影ツアー。 吊るし雲は中に浮かんでいるわけではなく、風上で
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常に生成され、風下で常に消えており、常に気流が流れているものです。 風向きや条件が少し変わっただけで、形が崩れたり、消えてしまいます。 また天気が下る兆候とも言われており、富士山が曇って隠れてしまうのも時間の問題でした。 ところがこの日は異例の長持ちだったんですね。 吊るし雲が丸一日出ているのは、数年に一度?十年に一度?という感じかもしれません。 おかげでひと通りのスポットを回っても、まだ楽しむことが出来ました。 パノラマ台でひと通り満足した後は、どうしようか迷ってしまったくらい。 そのうち笠雲が出てきて、いったん山頂にこびりついてもう終わりと思いました。 その間に食事しました(笑) するとそこから巻き返して、夕方もまだ綺麗な姿を見せ続けてくれました。 おかげで、前作『チラッ』のような状況です。 あの後も吊るし雲は浮かび続けましたよ。 そしてこれは紅葉台からの一枚です。 展望台は日中しか営業していないので、あまりカメラマンに好まれているスポットではありません。 しかし眺めは良く、広々とした展望が魅力のポイントです。 ロケハンはこんな時のため。時間との勝負という時もありますから。 スムーズに到着して受付のおじさんに入場料を支払います。 「お釣りは後で!」と、さすがに急ぎすぎましたか(笑)
2014年04月01日20時54分