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すっかり警戒されてしまい、硬直して私を見ています。 悩ましい鹿問題にて、この子達の悲劇を思うと悲しくなります・・・ 村野四郎 詩集 「鹿」 鹿は 森のはずれの 夕日の中に じっと立っていた 彼は知っていた 小さい額が狙われているのを けれども 彼に どうすることが出来ただろう 彼は すんなり立って 村の方を見ていた 生きる時間が黄金のように光る 彼の棲家である 大きい森の夜を背景にして