地平線の向こうを眺める少年は夢に溢れていた。 でも地平線から目をそらすと、彼の目に映るものはどうしようもない貧困と、多くの家族の問題が目に映ってしまった。 「ねぇ、お兄さんはあの地平線のずーっと向こうから来たんでしょ？そこには何があるの？」 「知りたいの？…でも僕が口で言うよりは、実際に君の目で見たほうが良いんじゃないかなぁ…」 「うん…そうだね。言わなくてもいいよ。僕もいつか行ってみるから」 そう言って笑った後、彼は深呼吸をした。 それが僕には静かに問題と立ち向かう覚悟を決めたかのように見えた

コメント1件

近江源氏

遠くを夢見る少年の輝く姿 見果てぬ世界を見られるといいですね！ タイトル、キャプション素晴らしいです

2013年11月07日19時06分

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