yoshi.s
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J
B
師が歌い、弟子が伴奏する。 技芸の世界はいずこも、師から弟子への直伝が常です。カーチューには楽譜、つまりテキストはなく、師の歌を聞き、ひたすらまねて覚えるのだそうです。それでもやがて自ずから個性が出てきて、師に認められ、やっとひとかどの歌手になるのだそうです。
こんにちは! 師の謡いに弟子が合わせて演奏するのですか…? なんかジャズにも似たような…歌詞も曲も、即興で行うことがあるようですね。連歌などもそうですね。芸術にはある種即興的な要素があるようですが、そこに形が無い形があるとすれば…相当に難しいですね…。
2013年07月16日13時47分
yoshi.s
およそ技芸の世界で、テキストやDVD等で学べるものは形だけです。研修会のような集団指導でも肝心なものは伝わらないでしょう。やはり、師弟関係の中での体験的直接伝授/直伝によらねば、その核心は伝わらないのでしょう。だから弟子は、個人の見解を入れずに師のすべてを全体的に学ぼうとし、師もまた弟子と認めたる者には全力をもって自分のすべてを伝えようとします。さもなければその道は衰退の一途をたどることになるからです。 古い師匠たちが再登場することで復活したカーチューの伝統を、いま若い世代にどう伝えて行くか、それが課題なのだと思います。
2013年07月16日16時48分