寝っ転がって本を読んでいた。レースのカーテンで濾された夕陽は、単行本の字を追うには丁度良い光だった。文字を照らす淡い光は、ぼくのダラしない足下も照らし、面白い形の影を作っていた。 コメント0件 新規登録・ログインしてコメントを書き込む コメントを書き込む 同じタグが設定されたシェリーさんの作品