この大砲、同じものが砦の周囲あちこちに錆びたまま転がっている(-.-; スペイン統治時代、他国の支援を受けた海賊が、サトウキビやコーヒーで潤ったサンチアゴ・デ・クーパの町を略奪に押し寄せてきたので、その守りとして作られたのがこの砦らしい。 非常に荒っぽい説明をすると、以後、本国を知らないキューバっ子が次第にスペインを疎ましく思うようになり、そこにアメリカがつけ込むようになって、腐敗した政府に対し、革命が起こったとのこと。 この砦も戦略的に意味をなさなくなり、結果、昔の姿が残されているのだろう。

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