やぎやぎ
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J
B
そうかもしれませんね。私はワイルドやエンデも好きなのですが、彼ら童話を書く人々は、読み手にたいし、理屈よりも美感を育てたいと考えたのかもしれません。力と正義に対して美で挑むという姿勢が、 悲壮なれど無力ではないと信じたいものです。最近ユージン・スミスのミナマタを拝見しましたが、写真家の姿勢はかくあるべしと感じ入りました。彼も、人間の中の美感に働きかけることによって、恥を知り且つ改めるということを期待した一人なのでしょうね。 見た人が揺さぶられるような写真を撮りたいものですが、いかんせん撮り手が未熟なもので(笑) 未だ至らず遣る瀬無し、と言ったところです。100年後も残るであろう作品を残した南吉はやはり稀有な人ですね。30年足らずの人生を彼は生き切って、ごんのように倒れて幸せだったのかもしれません。
2013年05月19日00時26分
ninjin
「ゆるし」というものが今の世の中には 欠けているのですよ・・・。 自らの運命を恨み嘆きつつも100年後の 世界に自らの作品が読まれ続けるであろ うことを夢想した南吉は最期は幸せを 感じていたのじゃないでしょうか・・・
2013年05月18日18時41分