竹内 喜和
ファン登録
J
B
ほんとうは被災地と言う表現をワタクシはしたくない。 しかし、一般的に言われているから仕方がないのか。初めてこの場所を目の当たりにした時、惰性でも何でもなく眼から涙が溢れ茫然自失としてしまった。 しかし、西日に照らされた姿は復興の始まりを語っているのか黄金色に輝いていた。 カメラに収めるのが最初は怖かった。10年前に他界した父からのお告げなのか、記録しておけと。恐れずシャッターを切った最初の1枚である。 だが、この時は躊躇して3枚しか記録していない。