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 人と写真をつなぐ場所
人と写真をつなぐ場所
    その昔、人々は生活のしやすい場所に居を構えたはずです。 何故、この山深く雪深い五箇山に人々の営みが残されているか・・・それは現代の生活感からはまた違った目線から見ないといけないでしょう。 かつては山の中が衣食住面から住みやすかったのでしょうね。 電気、石油、車、電車など無い時代です。 しかも自給自足・・・そう考えると、ここは山の恵みと共生する理想郷かもしれません。 現代社会の基礎を築いた電源開発で姿を変えた庄川峡・・・このダム湖の静寂な姿をそんな思いで切り取ってみました。
 
                            この地方の雰囲気と、四国の祖谷地方の感じが似ています。雪の量ではないですよ。先祖が何らかの理由で、過疎地に住まざるを得なかったのではないでしょうか。そしてその限られた中で、生活を見いいだし、工夫し、それが引き継がれていったのではないかと、その間死ぬ思いもしながら、耐えてこられたのではないでしょうか。理由は分からなくても、見るものに感動を与えるのはそんな所からでしょうね。 水面に優しく映る山に、この地の深さを感じさせて頂きました。
2013年01月30日20時51分
 
                            キャプションにぐっときました・。 太古の昔に思いを馳せてみました。 静、というのは無音であると同時に、思うという意味もあるのかもしれません。 もしかして本当の幸せがあったのかもしれません・・・。 そんなことも含めてホントにすばらしい作品です!
2013年01月30日22時59分
 
                            ま〜坊さん、コメントありがとうございます。 はい、山里の営みにもしっかりした歴史があるんですよね。 ここの情景、実は何度も撮ろうと思いながら今回初めて車を止めて撮ったものです。 現在の五箇山にとっては橋は川の両岸にある集落を結ぶ無くてはならない重要な道なのですが、歴史的には江戸時代、明治のはじめまで橋を架けてはいけない地域でした。 ここは当時の政治犯の流刑地で、深い庄川の渓谷を挟んで人の行き来を遮断していたからです。 唯一、蔦で編んだ長いロープを両岸に渡して篭で人を渡すところが何カ所か設けられていたそうです。 今でも地名に「篭渡」が残っています。 そうしてまでこの山深き山里に人々が暮らす・・・理由がちゃんとあったのですね。 それは、養蚕と硝煙です。 合掌造りの形は確かに豪雪に合った形ですが、その家に人が住み、養蚕の場ともなる、しかも片隅で硝煙造り・・・。 加賀藩の重要な産業といざという時の隠れ里だったのですね。 そんな歴史がいまでも語り継がれている・・・ 単なる見栄えだけの世界遺産ではなく、歴史的にも貴重な地域なんですね。 そんな思いを込めての一枚でした(^.^)
2013年02月02日09時32分
 
                            hashinさん、コメントありがとうございます。 うまい表現ですね♪ ‘無音という音が聞こえてきそう’ まさにそんな情景でしたし、実際にそうでした。 この時期、道は下界以上にすっきり除雪されていますが、通る車の少ないこと(^_^; めったに車に合いません・・・ほんと静かです。
2013年02月02日09時35分
 
                            hattoさん、コメントありがとうございます。 歴史的な何らかの理由から不便な山里に隠れ住まなくてはいけなくなった・・・ 確かにそのような理由から山深いところに山里が形成されていった事実もあると思います。 一方で、今でこそ平地での生活や都市生活が便利になって、その視点から見ると‘不便’‘過酷’などと見えるでしょうが、果たしてその昔はどうか・・・という視点ですね。 山の中は、水さえ確保できるところであれば、以外と衣食住に困らないところだったと思います。 自給自足の時代では意外と住みやすかったのではと思ってしまいます。 特に外敵からの防御の面でも平和だったのではないでしょうか・・・。 五箇山に通い始めて歴史を知り、その更に昔を想像する場面がたまにあります(^.^)
2013年02月02日09時59分
 
                            Mt.Dさん、コメントありがとうございます。 はい、ここは日本有数の豪雪地帯と言われています(^.^) 例年だと3m近くの積雪でしょうか・・・。 モノトーンの雪景色にオレンジ色の吊り橋がポイントとなって静かな世界を美しく見せていました♪ 嘗ては激流の庄川峡もダム湖で静かなたたずまいを魅せています♪
2013年02月02日10時05分
 
                            yoshijiさん、コメントありがとうございます。 この静かな情景を見ていると、ついつい思いが巡りまして(^^ゞ 加賀藩の藩政で五箇山を政治犯の流刑地にした際に、五箇山に入り込む入り口‘城端’という街に関所を設けたのですが、そこに父の実家がありました。 既に亡くなった明治生まれのおばあちゃんからもその昔の五箇山の話をよく聞いていました。 その関係か、五箇山には深い愛着があります。
2013年02月02日10時11分
 
                            shokoraさん、キャプションに共感していただきありがとうございます♪ その昔の更に昔、人々の暮らしはもっとシンプルであったでしょうし、心ももっと豊かだったような気もします。 そう考えると、現代人の幸せがイコール昔の人々の幸せではないのかもと・・・。 決して現代を否定するわけではありませんが、このような山深き静かな世界に入り込むと、妙にそんな思いがわき出てきます。
2013年02月02日10時16分
 
                            one_by_oneさん、コメントありがとうございます。 山深く入り込むと考えも深く入り込んでしまいました(^^ゞ 作品も深く・・・なればいいのですが(^_^; お褒めいただき恐縮してます_(_^_)_
2013年02月02日10時18分
 
                            stiさん、コメントありがとうございます。 いや〜ツボにはまりましたか(^.^) 実はσ(^_^)もそうなんですよね。 この写真、現像はしたもののupしようかどうかと悩み、ボツ組になっていたのです・・・が、どうしても気になりupしてみました。 この静かな水面に雪降る情景・・・いろいろ思いをはせてしまいました(^^ゞ
2013年02月02日10時21分
 
                            翔心さん、コメントありがとうございます。 モノトーンの雪世界に庄川の深いグリーンの水面・・・そこに静かに降る雪 いいでしょ(^_-) 確かに気温はマイナス3℃ほどですが、それほどの寒さも感じずじっと見入っていました。 雪景色大好きです♪
2013年02月02日10時25分
 
                            soryさん、コメントありがとうございます。 カーブを廻るとこの景色がぱっと広がる所です♪ そこにオレンジ色の吊り橋が架かり・・・ 以前から気になっていたポイントで、今回初めてレンズを向けてみました。 雪が降っていることにより、より雰囲気が出たかと。
2013年02月02日10時28分
 
                            hisaboさん、コメントありがとうございます。 雪原に降る雪は同色でなかなか表現しきれませんが、今回のように水面を入れることによって、静かに降りゆく雪の様子を表すことが出来ました。 山深い静寂感を感じていただければ幸いです・・・。
2013年02月02日12時15分
 
                            雅☆さん、コメントありがとうございます。 ほんと無音の世界そのものでした(^.^) ダム湖の水面に降る雪・・・そしてオレンジ色の吊り橋がいい味出しているでしょ♪ 静かな山間の光景でした♪ 雅☆さん・・・☆がつきましたね(^.^)
2013年02月02日13時17分
 
                            しんしんと降る雪...美しい光景ですね。^^ 磨りガラスのような凍ったような水面に 映った景色と 雪 雪 さまざまな場所で生活する人々 さまざまな景色を見つめながら暮らしているのですね。^^ 頂いていたお返事が大変遅くなってすいません。 今年もよろしくお願い致します。 横浜の写真も美しかったです♪ (ym)
2013年02月03日10時58分
 
                            ymさん、コメントありがとうございます。 雪深き山里に入り込むと、その静寂感、生活の厳しさからついついしんみり考え込んでしまいがちですが、そこで生活されている方々は至ってタフなんですよね(^.^) ある意味元気をもらいながらも、この光景を見ると、美しさへの感激とともにまたしんみりとなっちゃいました(^^ゞ こちらこそ、いつものごとくのマイペースで申し訳ありません_(_^_)_ また、横浜の写真も見ていただきありがとうございます。 また懲りずに‘恋するヨコハマ’シリーズupしていますから、お時間のあるときにでも見てやってくださいませ。
2013年02月09日14時54分
 
                            mimiclaraさん、コメントありがとうございます。 「深々」という表現、まさにこの漢字表現が合いますね! 「雪がしんしんと降る」という表現はよく使いますし、その情景もわかりますが、「深々」という漢字表現には大雪というイメージがついて回り、反射的に使わないですね(^_^; でも、ここ五箇山にはぴったりです♪
2013年02月10日11時47分
ま~坊
こんばんわ ただ単に美しい光景で有ると同時に、そのような感情で見るとまた違った物を感じますね。 営みとは人の歴史であると思います。 だからこそ、田舎の人の作った自然は美しいと感じるのかもしれません。 今の人間の理想郷は本当の意味での理想郷と言えるのか? そんな事を思った作品となりました(^^)
2013年01月30日20時39分