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かつてトロッコが 切り出した木材をのせて走っていた 土に埋もれ 落ち葉に覆われた道 今はただ 二本の鉄路だけが 昔の面影を静かに語りかけていた
のえるが5656さん 昔、芥川龍之介が掌編の中で「末期の眼」という 言葉を使って説明していたことがあります。 臨終の際にこの世の最後に唇をしめらせて送り出す水を 「末期の水」というのですが、同じように 「明日死に行くものには今までの何気ない風景や庭の石ころさえもいとおしく美しく見える」 といい、死に行くものの眼が「末期の眼」だと言っています。 川端康成はこの言葉を借りて、作家の眼は末期の眼だと言いました。 滅び行くものはその間際に一瞬美しく見えるというのです。 川端の作品はこの、滅び行くものの美を描いていると私は思っています。 難しい話を書きました。 つまり、私も、滅び行くものの美しさに惹かれているところがあるなと写真を撮りながら 思っているところです。
2012年11月02日06時37分
千里川さん ありがとうございます。 写真は構図によって周りの余計なものをそぎ落とすことができるので 目で見る以上に様々な想像を膨らませてくれるようです。 それがたまらなくおもしろいと思います。 私の場合はキャプションに余計な言葉をのせていますが むしろない方がよいのかも?と思うこともあります。 が、写真とキャプションで一つの作品というような思いが 私の中にはあり、私のスタイルなのでとも思っています。
2012年11月02日06時42分
素敵な雰囲気ですね~ いろんな歴史が詰まってるんでしょうね。 もしかしたら明るい歴史よりも暗い歴史のほうが多いかもしれませんね・・・(汗) あまり分かりませんが、多分、大変な作業ですもんね。
2012年11月03日10時54分
momo-taroさん ありがとうございます。 しかし、本当は写真でいろいろなことを 感じてもらえるようにならなくてはいけないのだろうな という思いもしているのです。 自分のスタイルはなんだか邪道のような・・・
2012年11月11日13時36分
のえるが5656
こんばんは。 いいです! この寂しげな姿・・・ まるで昔の情景を想像してしまうような、そんな一枚ですね。
2012年11月01日21時42分