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朽ちかけた一本の吊り橋 もう誰も 渡ることはない 昔 ここを渡る人々は 立ち止まっては はるか下を流れる渓を 恐る恐る のぞき込んだことだろう ここちよい風を受け あたたかな陽射しにつつまれながら どれだけの人が ここを過ぎていったのだろう 今は昔 あの頃の魂たちが 今はこの橋の上を 懐かしむように通り過ぎてゆく 映り込んだゴーストたちは そんな魂のかけらなのかもしれない