TENtenko
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平安時代の典籍にも名を連ねる、埼玉県秩父市吉田の椋神社。その例大祭が10/14に執行されました。日本武尊が当地にて道に迷われたとき、お手持ちの鉾の先から光が走り、その先に椋の木が立ちました。その根元に猿田彦大神が立たれ、道を示されたといいます。尊は喜ばれ鉾をご神体として猿田彦大神を祀られました。鉾より光が走ったことを尊び、後の氏子民が火薬を用いて火花を飛ばすようになり、現在の龍勢(農民ロケット)と発展したそうです。でかいロケット花火のような構造で、すべて地域の方々の手作りです。
美しい軌道を見事に押さえられてますね 一発勝負の写真なのでしょうか? 秋の優しい雲の流れも美しいです 平安時代から… この大祭も古くから続くものなのでしょうか
2012年10月15日21時41分
ginkosanさん、ありがとうございます。 祭で配っていたパンフの説明はいかめしくもおごそかな文章でしたので、簡単にキャプションとしてまとめました。
2012年10月17日00時35分
やさしい写真さん、ありがとうございます。 もっとやぐら正面の方は見物場所の前に高い防護ネットが張ってあり、櫓部分はネット越しの絵になってしまいます。で、この横からの位置取りとなりました。 実は30の龍勢を一日かけて上げるのです。みんな敷物を敷いたり椅子を持ってきたりして、料理を食べ飲みながら家族親戚仲間とのんびりと見物するのです。龍勢もみな成功するわけではなく、不発もあれば、少しあがって吹っ飛んだり、やぐらで爆発しちまったり(これを称して「したっぱね」といいます。)します。それもご愛敬。 「東西、とーざいー、ここに掛けおく龍の次第はー、…(長い)……五穀豊穣、天下泰平、皆々様のご多幸を祈念して、千三百年の歴史に輝く椋神社の御前に、御奉納ーーー。」の声がかかると導火線に点火、秩父屋台囃子が打ち鳴らされ、龍勢はしゅおおーとあがります。数百メートルあがったところでいろんな仕掛けが出て、落下傘でそろーりと降りてきます。近所の屋根に落っこちて瓦をぶっ壊しても、待機していた職人が見る間に直しちまいます。
2012年10月17日01時11分
日本は広いですね。こんな面白い祭りをやっている地域があるなんて、 検索しましたら江戸時代初期頃から秋の例大祭の祭礼に近隣の農民た ちがこの手作りのロケット式花火をつくって打ち上げていたと言います。 こんな物騒な武器にも転用できそうなものをよく幕府が許しておいたもの ですね。30発も打ちあげを見物できるなんて凄いです。NASAやJaxsaが 技術を盗みに来ているんじゃないですか・・・
2012年10月17日13時59分
ninjinさん、ありがとうございます。 返事が遅れまして申し訳ありません。いま夢中になっているものがありまして、ご無礼の段、平にご容赦お願いいたします。 タイの観光関係のお役人一行が訪れていました。タイにもロケット花火のお祭りがあって、なんか姉妹町提携を結んでいるようです。そういえば、川中島の合戦でも同じようなのろしが使われたとものの資料で読んだことがあるように思います。 姿勢制御は、噴射花火につけた長い竹が行っているようです。ほんとおもちゃのロケット花火と同じですね。
2012年10月30日20時27分
らんらんさん、いつもいつもありがとうございます。 いま超忙しくて、ご無沙汰申し訳ありません。のんびりとした楽しい祭ですよ。毎年体育の日前後の日曜日に行われます。よろしかったらぜひどうぞ。
2012年10月30日20時28分
ginkosan@静養中
名前だけは聞いた事があるのですが、詳細を拝見 するのは始めてです。キャプション、勉強になり ました^^
2012年10月14日22時13分