aki21
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観にいったのですが、目視はできるもののレンズの方には流れず・・・。
takuro.n様。 いつも的確なご意見、ご指導ありがとうございます。 今回は先日ご指導いただいた撮影方法を実践してみました。実は自分で青紫にカラーバランスを振っているのではなく、ほぼ撮影したままの色味なんです。EXIFデータではManualになっていますが、カメラ設定では蛍光灯にしてあるのですがコレが原因かと思うのですがいかがでしょうか? いま、ホワイトバランスをどのように設定すれば自然な感じ(見たままの感じ)になるのかですごく悩んでいます。現場でホワイトバランスを色々変えて撮影しようと思っていたのですがつい忘れてしまって・・・。
2012年10月10日00時06分
ということはJPEG保存で撮っておられるでしょうか。 星のようにノイズ処理等難しい写真で、LightRoomまで使っておられるのにRAW撮りでないとはちょっと考えにくいんですが(‥;) RAWで撮ってあるならカメラ設定にかかわらず現像時にいくらでも変えられますし、そういう調整によって画質が劣化することもないので、連写で大量に撮るわけでもない星撮りの時はRAWで撮っておかれると、先々ノイズリダクションなどもより丁寧にかけられるようになると思います。 さて本題のカラーバランスですが、星の場合基本は太陽光です。 Nikon機の場合は晴天ですね。 これは太陽の光が多くの星々の中でとても平均的な色であるところから、これで撮ることで星の色味も正しく出やすいからです。 よくホワイトバランスを蛍光灯にして空をわざと青くしている写真がありますが、これはたんにその方がクールに見えるからとか何かの理由でわざとカラーバランスを崩すためにやっているか、まれに光害地で撮った写真のバックグラウンドが緑や赤にかぶってしまうのを少しでもグレーに近づけるために仕方なくやっている場合とがありますが、そういう理由を知らずに星を撮るなら蛍光灯といった思い込みを持ってしまわれる方も大勢おられるかもしれません。 勿論そういう創作写真もありでしょうが、それではモノクロと同じで淡い星の色味を正確に出すことも、ましてや一瞬で消えてしまう流星の色味を美しくあぶり出すことも出来ません。 基本は太陽光と知った上で、場合によって使い分けるのが良いと思いますし、RAWで撮っておけばあとで好きなように変えることが出来ます(^^ゞ
2012年10月10日08時20分
takro.n様。 勿論rawで保存してます。天体撮影を始めてネットで勉強し始めた頃「ホワイトバランスは蛍光灯で…。」みたいな事を見まして、それからホワイトバランスは蛍光灯にしてました。今度からは太陽光で設定して撮影を試みます。 またlightroomでもホワイトバランスの設定がありましたので、takro.n様の画像を参考に色々チャレンジしてみます! いつもありがとうございます。
2012年10月11日19時56分
ちゃんとRAWで撮っておられましたか(^。^) だとすると、カメラ本体や現像ソフトのプリセットで太陽光にするよりもっと確実な方法があります。 それは現像時にヒストグラムを見ながら色温度とカブリ補正のスライダーを動かしてバックグラウンドをきちんとナチュラルグレーに追い込んでしまうことで、LightRoomでRAW画像を開くと一番最初に基本補正の画面で右上にヒストグラム、その下に色温度と色カブリ補正のスライダーがあると思います。 この二つのスライダーを色々動かしてみると、ヒストグラムが赤や青、緑やピンクなど幾つかの色の山で出来ているのが分かると思います。 星の写真の場合よほど地上風景を多く入れた星景でない限り面積が一番広いのは夜空のはずですので、これを利用するわけですが、ヒストグラムの各色の山の一番高いところがこのバックグラウンドの部分にあたり、各色の山の一番高いところを一致させるとその部分がナチュラルグレーになります。 ホワイトバランスを昼光にするとそれでヒストグラムの山はほぼ合うと思いますが、そのあと二つのスライダーをそれぞれ動かしてみてよりぴったり合わせると、それでほんとのカラーバランスが取れた状態になりますので一度試してみて下さい(^^ゞ
2012年10月12日02時08分
takuro.n
実際の極大時間は8日の夜でしたし、こちらは昨晩薄曇りで撮りに出かけなかったので実際どのくらい流れたか分かりませんが、りゅう群そのものが暗い流星が多いとされる流星群なので、撮るのは結構難しかったかもしれません(^_^;) そこで流星群撮影では普段の星野撮影とはちょっと違った設定が必要になります。 例えばこの画角だと露出30秒の間星はほとんど動かず蓄光されるので、暗い星も写り込んでくるわけですが、流星は一瞬で流れ去るものなので露出を長くしても明るく写るわけではなく、暗い流星まで写し込もうと思ったらひとえに感度とレンズの明るさに頼ることになるんです。 つまり、この写真の場合ノイズが少々増えることは覚悟の上でISO3200の絞り開放F2.8で露出15秒にした方が、星の写りはそんなに変わらず流星が写る可能性は高まったわけです。 勿論露出を短くするとせっかく流れた流星を撮り逃したり途中で切れたりする可能性も大きくなるわけですが、それでも写る確率が高くなるならその方が良いわけですね。 そしてもう一つ、もしも流星が写り込んでくれた場合、その色味を出せるかどうかということがあります。 流星はその成分の特徴から燃えるときにオレンジからエメラルドにかけての色で美しく輝きます。 しかしそういう色味もこの写真のようにカラーバランスを青紫に崩してあると、オレンジもエメラルドも青く被って汚い色になってしまいます。 流星そのものの色味を一番美しく表現出来るのはやはりナチュラルなカラーバランスです。 それは星の色味そのものにもいえることと思います(^^ゞ
2012年10月09日09時36分