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下弦の直線壁・・・やり直し

下弦の直線壁・・・やり直し

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    直前投稿の直線壁。 1枚画像を自分なりにイジクリ回して投稿しました。 拡大で見ると、月面には細かな小山や窪みがあるんだなぁ~と、思っていたら・・・。 takuro.nさんからのコメントで、それは処理過程で発生したノイズですよ!と、丁寧な説明付きでご指導頂きました。納得のご指導だったので、やり直してみました。 ステライメージで5枚を、バッチ→コンポジット→加算平均で、範囲外の値を除外3で合成、明るさ加減が解らないのでレベル自動調整後、マルチバンドシャープ処理で軽くシャープ処理を行いました。本来の月面

    コメント7件

    chesara

    chesara

    ・・・続きです。 本来の月面を知らないので、何がどうなのか解りませんが、ノイズは激減しましたし、メリハリも出てきたような?。 takuro.nさん、ご批評お願いします。m(_ _)m

    2012年09月16日17時15分

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    takuro.n

    これはもう別物、立派な月面の強拡大写真ですね(^。^) 加算平均合成がノイズ低減に効果てきめんなのは、まったく同じ設定で連続して撮った写真であってもランダムノイズは別の場所に別のレベルで現れるという特徴を逆手にとってそれぞれを打ち消しあわせることで低減し、同じ場所に同じように写っているはずのディティエールは打ち消しあわされることもなく同じレベルで残っているということですので、これだけノイズが激減しているところを見ると、きちんと別のファイルを使ってコンポジットされたと判断します。 カカクコムの方でも最近レジスタックスを使って月面の拡大写真を処理される方がおられますが、最初は間違って同じファイルをコピーして増やし、それをコンポジットされていたのでまったくノイズが減っていないのを見かけ、使い方をコメントさせてもらったこともあります。 ノイズが減ると階調も滑らかになりますので、この写真では月面の起伏がより滑らかで豊かに表現され、前のものより結果的に緩やかな起伏まで浮かび上がってきているのが素晴らしいです。 範囲外の値を除外の数値は私もたいてい3くらいを使い、星野写真などで枚数が稼げなかったときにその数少ない中に飛行機が飛んでくれたときなどはもう少し強くかけます。 レベル調整ですが、カラーバランス的には自動でもある程度調整してくれますが、明るさ的にはなかなか思うようにはなりませんので、やはりそれぞれ手動で納得いくまで調整するのがいいと思います。 その基準ですが、カラーバランスは天体写真の場合はたいてい簡単で、レベル調整画面を開くとRGB各山が重なったヒストグラムが出てきますが、これの各山の頂点が一致するように、Gを基準に動かさず、RとBを順に選択してGの山に合わせ込むよう調整していきます。 たいてい山の左の斜面が急で、右の斜面がなだらかと思いますが、左の斜面の傾斜を合わせるだけで相当合わせ込むことが出来、あとは山の頂点がどのあたりかを想定しながら調整します。 明るさに関しては、普通の写真でもデジタルを分かっている人ほど白く飛ばしてしまうともう救済のしようがないので常に露出補正をマイナスに少しかけて撮る人が多いのと同じで、天体写真の世界でも白飛びは出来る限り避けたいものです。 しかし、光が当たった状態の被写体で白飛びが全く無い写真というのもメリハリが無く寝ぼけて見えます。 なので、基本は画像の中で一番明るい部分のみぎりぎり飛んでいるという状態に持っていくことです。 そのためには撮影時に飛んでしまっているともう調整のしようがないので露出設定が非常に重要なわけですが、この写真だともう気持ち白飛びを少なくした方がよかったかなという気がします。 マルチバンドシャープの使いこなしは非常に面倒で時間がかかりますね。 元画像が分からないのではっきりは言いきれませんが、この写真は無理をしたところが感じられず、柔らかいなだらかさがうまく表現されているところを見ると、相当試行錯誤されてうまいところを見つけられていると思います。 どんな処理でもやりすぎないことは大事と思います。 総じてこの2枚を比べると、ノイズを出来るだけ低減させてSN比を良くしておけば、逆に後の処理に自由度が出来て極端に走らないでも自然にレベルの高い仕上げになるというお手本のような違いを見て取ることが出来、静止画で撮った解像度もよく活かされて、素晴らしい月面写真と思います(^^ゞ まだ微かに残っている色ムラや粒状感は撮影枚数を増やし、コンポジット枚数を増やすことで解決出来ますが、大気の揺らぎの少ない夜にそういう撮影が出来、処理もこれよりうまくなっていたなら、それはもう天文誌投稿レベルです(^。^)

    2012年09月17日09時34分

    chesara

    chesara

    takuro.nさん、早速のご講評ありがとうございます。m(_ _)m  前の画像でご指摘頂いたコメントや、他の方々に出されている画像処理アドバイスを参考にやり直してみたら・・・自分でもビックリするくらいシャンとしました。(^o^) 加算平均の威力を実感しました。前の画像がノイズだらけで、塗り絵みたいだという事がよく解りました。 今まで、シャープばかりを強調し、結果・・・画像が荒れるからノイズ除去処理で塗絵みたいになってたんですね。('.';  今、アドバイス頂いた事を参考にガイドシステムを構築中です。 出来上がったら、光年先の方々にもお相手頂こうと思っていますので、今後ともご指導よろしくお願いします。m(_ _)m 

    2012年09月17日19時26分

    Marshall

    Marshall

    chasaraさん、おはようございます。 こんぴらさん詣りも無事終わり昨日地元に戻ってきました。私が行ってた時は天候にも恵まれ幸いでしたが昨日辺りは天候も悪かったみたいですね! しかし画像処理の大切さを身に染みて感じました。 私は前回の画像をtakuro.nさんの指摘前にあの筋がなんか気になってDLして拡大してみてたんですが、このサイト自体縮小圧縮してるので拡大しても粗いだけの画像になるんですが、あの筋状の物はノイズだとは思わないで見てたんです。こんな細かい谷間のような部分まで写るってすごいなあ。程度で・・ そしたらtakuro.nさんの指摘もありノイズなんだ?と改めて教えていただいた感じです。画像処理に関してはchesaraさんにすでに追い越されてますので今後は私にもご指導のほど宜しくお願いします。<(_ _)>

    2012年09月18日10時47分

    chesara

    chesara

    Marshallさん、お疲れさまでした。うどんは美味しかったですか。(^o^) 来年のこんぴら詣りの時は、ぜひお会いしましょう。高松から琴平町まで電車で45分くらいですから、私が琴平へ出向きます。  さて画像処理ですが、takuro.nさんのご指摘とアドバイスで、こんなにも変わりました。 やるべきことをやって、やってはいけない事はやらない・・・がなんとなくイメージで解ってきましたが、それじゃあどうやるの・・・が、理論の裏付けがないだけに大変そうです。 月とか惑星だと、高速シャッターが切れますので、加算平均やレベル調整、シャープ処理くらいで何とかなりますが、長時間露出の星雲・星団・銀河となるとダーク・フラット処理や、周辺減光など・・・いっぱいやることがありそうで、私にとっては未体験ゾーンなので、こちらこそご指導よろしくお願いします。m(_ _)m

    2012年09月18日19時36分

    さいおと

    さいおと

    はじめまして~。 大迫力の月写真ですね。 超望遠は憧れです^^

    2012年10月28日14時49分

    chesara

    chesara

    さいおとさん、はじめまして。コメントありがとうございます。m(_ _)m EOS60Dで撮られた、星野写真や月、鳥や花など拝見しました。(^@.o^) 超望遠、いいですよ。おすすめはBorgです。 すごく格安で、鳥、花。天体までオールマイティの優れものです。 マニュアル操作ですが、解像度はカメラレンズよりもイイと思います。 私は、天体望遠鏡としてBorgを買ったのですが、鳥撮りにも使えることを知ってから・・・、 それまでの安易な天体覗きが、解像度のいい写真を撮りたい・・・と思うようになったのが2年半前。 カワセミを初めて撮り、ピントの甘さにガックリして、ピントを頑張って・・・。 で、月を撮ってPHOTOHITOにアップしたら、師匠takuro.nさんや兄弟子MarShallさんにご指導いただいたりして・・・楽しいです。(^^.^^) 今後ともよろしくお願いします。m(_ _)m

    2012年10月28日19時44分

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