takuro.n
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この新月期、17~18日は関西でもやっと透明度よく晴れたようですが、私は土日に用事が入っていて出撃出来ませんでした(・_・、) それが終わってまだ天気は続いてるようだったので連日注意深く天気予報等見てたんですが、やはり透明度の良い日は晴れの最初の方だけだったようで、そのあとは晴れといっても薄い高層雲がかかって星はよく見えてるけど写真を撮るにはという日の連続でした。 このままではこの新月期も終わってしまうと焦り、高層雲がどいてくれる当てもないままに23日の夜になんとか晴れそうな場所に家の辺りは小雨の降る
おはようございます。 白鳥座付近は昨晩も自宅庭で天を眺めながら家内に説明してた場所です。もちろん、スマートステラを手に持ってです。(笑) まだ月明りも明るく上層の薄雲も気になってたので撮影は断念しましたが意外と天頂付近は雲の通過も少ないし自宅庭でも撮影できるので是非挑戦したいです。 しかし撮影技術というか画像処理の技術なのか表現力が素晴らしいですね! 私には到底無理です。まだ外気温も30度近くてISO感度も上げられず、撮影枚数、露出時間で稼ぎたくても雲の通過で邪魔するし、ノーマル60Daでは満足な撮影はしばらく無理なようです。 また素敵な作品が撮れたら拝見させてください。<(_ _)>
2012年08月27日09時26分
んー 僕のはこんなに写らなかったです。(笑) 当たり前か。。。 僕は30秒一発、ISO3200で臨みました。 高感度に弱いとされるSONY α900 なんですが、僕的には 思ったよりも良い写りでした。まだアップしていませんが。 やはりコンポジットする事で、明るさとか変わる物なのでしょうか? 或いはノイズ対策。。。かなぁ??? 僕は高感度ノイズリダクション、長時間ノイズリダクションを 初めて ONにして撮影しましたが。。。良く考えてみると、RAW現像しているので 編集した写真にはカメラのノイズリダクションは関係なさそうですね~。 うーん、とりあえず赤道儀欲しいなぁ。。。 或いは天体望遠鏡ですね~。
2012年08月27日11時31分
takuro.nさんこんにちは自分も頑張って行こうと思っていたのですが、これまたそんな時に限り仕事が朝まで(-_-) 新しい仕事が始まってから休みもなく帰りも遅くで全く踏んだり蹴ったりです(-_-;) それにしてもすごく鮮やかですよね(^-^) やはりtakuro.nさんの写真はすごく引き込まれてしまいますね(^-^) 素敵な写真をありがとうございますm(__)m
2012年08月27日11時57分
Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ 奥さんに星空の説明なんて良いですね~(^。^) 私はまだスマホでないのでスマートステラも話しに聞くだけですが、指定した星座の神話など音声で聞かせてくれたりしたら空の綺麗な所ならそのまま天然のプラネタリウムで、ちょっと惚れられるでしょうね(^○^) 確かStellanavigatorではそんな機能があったような気がしますが使ったこともないので定かでは(^_^;) 今はデジタルの時代ですから、撮影を丁寧にやっておけば将来もっと良いソフトや身につけた技術でより素晴らしい写真に処理し直すことも出来ます(^。^) 私がやっていることなどごく単純で、そこにあるべきでないものを極力排除し、被写体のディティエールのみを出来る限り浮かび上がらせていく、ただそれだけで、そのために処理技術は確かに経験や勘も必要になりますが、撮影技術はただただ基本に忠実にやるだけで、そのためならピント合わせに納得いくまで時間をかけますし、必要なら32枚でも撮ります。 最初はたくさん撮りたくて無理でも、その時期を過ぎれば根気さえあれば誰でも出来ます(^○^) しかし天気に勝てないのだけは誰しも同じですね_| ̄|○
2012年08月27日20時10分
いつもながらの粉砂糖状態、、。すごいなあと感心するばかりです。 赤道儀の設置からピント、ガイド、写真の選別、画像処理、すべてにわたって 完璧を期しておられるのがひしひしと伝わってきます。
2012年08月27日20時24分
Em7さん、ありがとうございます(^^ゞ 星、撮ってみられましたか(^。^) って、今上げられてるか見に行ったらまだのようですね(^_^;) 天体写真での基本のコンポジットはノイズ対策です(^^ゞ デジタルってじつは結構感度があって、暗い対象でも思った以上に写っているものなんです。 ただ、その輝度レベルがノイズと同程度やそれ以下である場合は強調してもノイズも一緒に出てくるので結局被写体のディティエールだけを浮かび上がらせることが出来ないだけで、そのノイズさえなんとか低減させられれば一見何も写っていないような元ファイルでもうまく強調すれば多くのディティエールが浮かび上がってくることに驚くほどなんです。 ただそのための加算平均というコンポジットは重ねる画像が動いているとうまくいかないことも多く、やはり赤道儀を使ってこその方法なので、固定での星景星野写真ではなかなか難しいです(^_^;) そこで使うノイズリダクションですが、ノイズには大きく分けて二種類、センサーの温度状態が同じであれば毎回同じ所に同じように出る固定ノイズと、そういうことに関係なく暗部にムラムラザラザラと出たりするランダムノイズがあります。 固定ノイズは熱による赤カブリやホットピクセルなどで、長時間ノイズリダクションを使って綺麗に消すことが出来ますが、センサーの温度状態が同じ時にやらなければならないので撮影時にオンにしてやるのが簡単確実です。 露出時間と同じだけ待たされますが、1枚撮りの写真ならやった方が簡単で、その効果はRAWファイルにも適用されていて逆に後から効果を取り消すことは出来ませんが、固定ノイズが出るような高感度長時間露出なら取り消す必要もありません。 そしてそういういつも同じ所に出るわけではないランダムノイズは天体写真では上に書いた加算平均というコンポジット法で打ち消しあわせて低減させるわけですが、1枚撮りではこれは出来ませんので、結局溶かしたりぼかしたりして目立たなくさせるしかありません。 高感度ノイズリダクションがこれにあたり、カメラ設定ではやり過ぎてしまうことも多いので、撮影時にはオフにしておいて後でソフト上でプレビューを見ながら適度にかけるのがいいです。 いずれにしても1枚撮りには多くの制約があり、星を撮り出すと赤道儀が欲しくなりますが、望遠鏡となるとそれなりに敷居が高くなってしまいます(^_^;) この写真のような広角での星野撮影であれば今では十分な性能を持った安いポータブル赤道儀もあり、それで連続撮影した4枚くらいの写真を加算平均コンポジットするだけでも1枚撮りに比べてびっくりするくらい天の河を浮かび上がらせることが出来ます(^。^) 良い道具とはよく使う道具のことだという言葉もあります。 2万円くらいの手のひらに載るくらいのものでそれだけの効果を得られるものもありますので、まずはそれで楽しんでみるのも良いんではないでしょうか(^^ゞ
2012年08月27日20時34分
NEX-5さん、ありがとうございます(^^ゞ 天気に加えて仕事や用事や体調も考えると、ほんとに思うに任せない趣味でストレス溜まるときは溜まりまくりますね(^_^;) しかし、まあ私も偉そうなことはいえませんが趣味でストレス溜めるのも本末転倒ですし、星は逃げませんので次に行ける時を楽しみに、その時に備えて星図ソフトで撮影計画を練りまくるのも楽しい時間です(^◇^;) ある程度撮ったものが溜まってくれば、それを何度も処理し直して練習する時間も結構かかりますが、それまた楽しく、時を忘れるくらいになることと思います(^^ゞ なんせ元画像を見ても暗くて対象がうっすら写っているのが分かる程度のことが多く、最初のうちは程度も分からずやり直す度にまったく違う出来上がりになったりしますので(^○^) この趣味は待つ時間も大事にしなければならないのかもしれませんね(^_^;)
2012年08月27日20時43分
yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ 確かにちょっと完全主義ぎみかもしれません(^_^;) でもそれ以上に、おこがましいことですが私は美しい宇宙を出来る限りありのままに浮かび上がらせたいんです(^_^;) 私の考える天体写真の理想は宇宙空間から撮った写真です。 これは少なくとも現状では地球上から撮る限りまったく太刀打ちの出来ない、それは美しい写真と思います。 そう思うと、どんなに丁寧にやってもまったく足りないということになってしまうわけです(^_^;) まあ実際には私だって疲れたり焦ったりして手を抜いたり失敗することも多々ありますし、天体写真における画像処理だってせいぜい中級くらいの腕しかありません(^_^;) それでも、やはり宇宙は美しいんです。 私はそれを出来るだけありのままに撮りたいし、またそれを一人でも多くの人に知って欲しい。 そう思うとやはりがんばってしまいますね(^_^;) でも、星が美しいと思って写真を撮り始める人達のほとんどは、yoshi-tamさんも含め、多かれ少なかれみんな同じなんではないでしょうか(^^ゞ
2012年08月27日20時56分
takuro.nさん、こんばんは。 この度は、心温まるご指導頂きまして、ありがとうございました。 お写真、一通り拝見させていただきましたが、 レベルの高さに驚愕しています。 いつかはこんな写真が撮れたらいいのですが・・・たぶん無理でしょう^^ でも、これからも勉強しながら星景写真にトライしてみたいと思います。 また、ちょくちょく訪問させて頂きます。
2012年08月27日22時41分
takuro.nさんの写真は本当に凄いとしか言う言葉が見つかりません(-_-;) 自分もtakuro.nさんのようには撮れませんが自分なりに頑張ってみようと思います(^^♪ 先日、フリーソフトを教えていただき本当にありがとうございました(^^) 今度星を撮りに行くときには、ノートPCも持っていこうと思ってます(`・ω・´) それに、車中泊も頭に入れて今度山の方に行ってみようと思ってますので。 UPした時はまたアドバイスお願いします(-_-;) 厚かましくてすみませんm(__)m
2012年08月28日00時06分
Saltistさん、ありがとうございます(^^ゞ 私の考え方は天体写真的であり、星景とはまったく違う部分もありますので、ほんとは書き込ませてもらおうかどうか迷ったんです(^_^;) でも、2枚目を見てこれは被写体をあるがままに撮ることを意識されている方かなと思ったのであえて書き込ませてもらいました。 元々1枚目でもそうかなと思えるほどに露出もカラーバランスも素晴らしいものでしたし(^^ゞ 固定撮影で星の色味まで写し出すことは非常に難しく、色とりどりな星のイメージを抱く人はハロという色収差の色さえもそれが星の色と思い込んでしまったり、光害列島である日本では最近ではまともな星空を見たことのある人も少なく、そういう場合はなおさらのこと、星はそう見えるものと信じてしまったりしますが、残念ながらそうではありません。 天体写真の世界でもあまりに遠く、その光りも弱々しくなってしまった星の色味をどう写し出すか、多くの人が試行錯誤を繰り返してますが容易なことではありません。 長時間露出出来る天体写真でさえそうですから、短時間1枚撮りの星景ではその難易度は推して知るべしです。 星の光りはおそらく人間が滅びるまで手の届くことのない距離にあり、すぐそばでギラギラピカピカ光っているものではなく、はるか遠くにあって地球上からは微かにしか見ることが出来ず、そういう淡い光り、肉眼では見ることさえも難しい光を写真では捉えることが出来るのがいいところですが、写真で捉えればいきなり真っ青や真っ赤に大きく光っているというのはやはり嘘になってしまいます。 私は天体写真がという前にそういう宇宙のあまりの広大さや星の遠さ、その微かな星の光りが好きですので、ついついお節介なことまで書いてしまいます(^_^;)
2012年08月28日05時36分
hiro_starryさん、ありがとうございます(^^ゞ つるちゃんのプラネタリウム、落として見られましたか(^。^) スマホの方が便利でしょうが、画面が大きいメリットは必ずあると思います(^^ゞ それにこれから大気も澄んできて星の綺麗に見えるようになる季節、光害が少なく透明度も高くなる山の方まで行って星を見られるのはそれだけでも楽しいと思います(^。^) パソコンを持っていったときの注意点ですが、スマホでも感じられたかと思いますがそのままでは画面の光量をどんなに落としても星空に比べれば格段に明るく、瞳孔が閉じてしまって星が見えなくなってしまいますので、文房具屋かホームセンターあたりで赤いセロファン用紙を買っておくといいです。 人間の目は赤の感度が弱く、その色であれば他の色に比べて同じ明るさでも瞳孔はあまり閉じないんです(^。^) 現地ではこれを画面に被せた上で出来るだけ光量を落としていくと、パソコン画面と星空を見比べることもやりやすくなると思います(^^ゞ どこにどんな星が、星座があるか分かってくると、人に説明しやすくなるばかりでなく写真も今度はどこをどういうふうに撮ろうなどと計画を練る楽しみも出てきます。 天気に恵まれると良いですね(^^ゞ
2012年08月28日05時50分
takuro.nさんコメントありがとうございます。(^-^)/ 去年があまりに上手くいきすぎてたのだと思います(^-^) takuro.nさんのいうとうりいけない時こそ処理の練習にはもってこいですよね(>_<) 今は焦らず少しでも皆さんのように処理がうまくなるように頑張ります(>_<) いつも暖かいコメントありがとうございます。m(_ _)m
2012年08月28日06時44分
NEX-5さん、私も今年前半は体調崩してまったく撮りに行けず、撮りに行きたいという焦りや葛藤は当然ありましたが、不思議なことに1回撮りに行けるとそういうものも収まり、以前月1回くらいは撮りに行けていた頃と同じような気分に戻ってしまいました(^_^;) この趣味そのものが人間の活動時間とは逆の生活を強いますし、天候に左右される部分も大きく、やはり焦りは禁物と思います(^_^;) 画像処理はもとより撮影計画を練るための星図ソフトやネット上の写真を見て回っての対象探し、天気図や高層天気の読み方、機材の点検等、いろんな事もこの趣味のうちですので、そういう部分も楽しめるようになると少しは間が持つようになると思います(^◇^;)
2012年08月28日18時47分
takuro.nさん、コメント有難うございます>< 焦らずゆっくりやって行きたいと思います。 他の方のようにまめに投稿することはできないでしょうが少しずついいものを載せれたらいいかなと思っています>< また何か分からないことがあった時はご質問させていただくと思いますがその時は何卒宜しくお願い致しますm(--)m
2012年08月29日04時41分
RO Takanoさん、ありがとうございます(^^ゞ アマチュアでもこのような写真が撮れるようになったのはまさにデジタルのおかげ、時代のおかげです(^。^) ある部分では昔フィルムの時代の図鑑写真よりも今のデジタルの方がよく写ってるんですよ(^^ゞ 特に赤い部分の写りは違いが顕著で、フィルムではそれそのものの感度が人間の目に合わせて作られていたので写りにくかったものが、デジタルでは極端にいえばなんでも写ってしまうものをフィルターによって人間の目の感度に合わせた範囲に狭めている部分があるため、そのフィルターを外したり調整することで普段は見えないものも写るように出来るわけです。 なので、星の写真に填ってくるとみんな赤外カットフィルター除去改造というものをするようになるわけです(^^ゞ この写真の赤い部分もそういう改造のおかげで写すことが出来てます(^。^)
2012年08月29日17時26分
カラフルというか派手な白鳥座ですね^^ この辺りの30mmははじめて見ましたが、暗黒帯がうまく写っていい感じですね^^ 次の新月期にカメラが間に合えば狙ってみたいです。
2012年08月30日18時43分
此花さん、ありがとうございます(^◇^;) これでも天の河は飛ばさないようにとか抑えめに処理したつもりだったんですが、後から見てみるとやはりちょっと派手になってしまってますね(^_^;) そう見せたいという欲がまだまだ残っているようで、もうちょっと修行が必要なようです(^_^;) しかしこういう描写、赤い散光星雲だけでなく暗黒帯の写りも改造機ならではで、新しいカメラの改造、早く来ると良いですね(^^ゞ
2012年08月30日19時48分
おじゃまします。 富士の写真にコメントありがとうございます。 「比較明合成」初めて聞く言葉で、勉強になりました。 最近アドビの「ライトルーム」を購入したのですが、まだ何も試しておりません。 比較明合成できるような気がしますので研究してみます。 本当にありがとうございました。 またお立ち寄り下さいね(^^♪
2012年08月30日20時09分
Kachikohさん、いらっしゃいませ(^^ゞ 昔フィルムの時代には長時間バルブ撮影でも相反則不軌というフィルム特有の現象で感度が落ちていき、画面全体が飽和して真っ白にはなりにくかったんですが、現在のデジタルでは露出すればするだけ光は蓄積されてしまい、飛ぶときはあっという間に飽和してしまいます。 これでは星の日周運動は撮りにくいですので考え出されたのが適正な露出をたくさん連写して後でソフト的に重ねて1枚の写真にしようと考え出されたのが比較明合成による日周運動写真で、今では多くの人がやってますし、中にはそれがカメラ内で出来てしまうものさえ発売されてます(^◇^;) しかしこの撮影は普通何十枚どころか何百枚を合成することも多く、1枚1枚手作業でやっていては大変すぎます(^_^;) Photoshopでもレイヤーを使った比較明合成は出来ますが、これは1枚1枚自分で重ねていかねばならず、バッチ処理などで自動で一気にやってくれるようにはまだなっていないと思います。 何のなぜこれだけ多くの人がこれをやるようになったかというと専用の素晴らしいフリーソフトを作ってくれた方がおられるからで、 http://www.itaime.com/itaime/2012/02/post-5916.html http://phaku.net/siriuscomp/ この二つが日本における代表的なものです。 どちらも単体ではRAWファイルには対応してませんが、いずれにしてもRAWで何百枚では重く時間もかかるので、最初はカラーバランスに注意して撮ったJpeg画像でやってみると、思ったよりごく簡単に出来ることに驚かれると思いますので、また機会があれば是非試してみて下さい(^^ゞ
2012年08月30日21時14分
takuro.n
中を出撃。 22時頃着いたときは全天刷毛で刷いたように高層雲が広がっていたものの、夜中あたりにはだいぶ薄れ、これはもしかしたらと望遠鏡では秋の南天低くを、カメラレンズでははくちょう座を幾つかの焦点距離で撮ろうと撮影開始。 ところがやはり見えなくともそこここに薄い雲は漂っていたようで、望遠鏡の方は一つの対象は撮った画像全部の明るさが違うなどという悲惨な状態。 それどころかもう一つの対象は暗いガイド星しかなく、なんとかそれでガイドを始めてもすぐにオートガイダーが暴れてまともにガイド出来なかったのはやはり雲のせいでガイド星を見失ったせいのようで、珍しい秋の南天の対象撮影計画は不発に終わりました_| ̄|○ カメラレンズの方もあとで確認してみるとやはりどれも薄雲が通過しており、なんとか使えそうなのははくちょう座全体を撮った8枚のうち半分の4枚のみ(>_<) しかしこれもボツにするとこの新月期なにもなしになってしまうので、なんとか仕上げてみたのが今日の1枚です(^_^;) これに使った4枚は中の1枚のみ微かに薄雲が通過しているだけで、ノイズ対策からそれも使うことにしましたが、ほとんど影響はなかったもののデネブなど輝星はほんの微かに肥大してしまったのだけはどうしようもありませんでした(^_^;) このあたりも今まで何枚か上げてきましたが、30ミリ前後で良いレンズを持っていないのではくちょう座のメインになる十字が大きく入ったものは初めてで、最近どうも35ミリ域が結構使いたいことが多く、今回も17-55F2.8をF5.6まで絞って使ってみましたがやはりコマ収差はいかんともしがたく、これはもう真剣にSAMYANG35ミリF1.4を考えないといけないようです(^_^;) この写真は本来上下逆にすると上が北になるんですが、今回は現在ほぼ天頂から北西あたりに見ることが多いであろう実際の雰囲気を考えてあえて北を下側にしています。 一番明るい星がデネブ、その少し左下に赤い星雲に囲まれているのが十字の真ん中のサドル、そこから左上と右下にそれぞれデネブとの1.5倍くらいの距離で離れているのが白鳥の翼の真ん中あたりに当たる十字の横棒に当たる星の並びで、十字の根元に当たる、白鳥の頭に当たる星はサドルからデネブとの距離の3倍くらい左下、天の河の下にあり、この写真では十字は左に倒れていることになります。 天の河はちょっと上に偏ったように見えますが、今回はこの十字をほぼ真ん中に入れてみたわけですね(^^ゞ はくちょう座からケフェウス座にかけては赤い散光星雲の宝庫の一つで、赤の写るカメラを持っていればいろんな焦点距離で撮ってみたいところ。 この画角の中でもデネブからサドルにかけての一番赤の濃い部分はそこだけ85ミリで切り撮ってみたいですし、はくちょうの頸の真ん中あたりにもごく淡い超新星残骸と呼ばれる天体があるようで、いつかそれを望遠鏡で撮るためにも一度50~85ミリで十分露出をかけて試写してみたいと思ってますが、年に数回しかチャンスがないのではいったい何年がかりになることやらです(^_^;) スカイメモにAstro50Dと17-55F2.8をつけて30ミリF5.6を使い、ISO800で2012/8/23の23時41分から撮った8分露出4枚をRAP2、CameraRaw6、StellaImage、CS5と通して処理。 例によってコマ収差対策に歪曲補正をかけてますので33~4ミリの画角になってると思います(^_^;)
2012年08月27日04時08分