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「歌わないたまごに価値があるかしら?」 私は彼に問うた。彼は意味深に微笑んでたまごを大切そうに拭いた。たまごは軽やかにソプラノの声で歌った。 「歌わないたまごは珍しいね。貴重だよ。ある種価値があると言っていい。それに大抵の人が勘違いしているけど、たま ごは全身で歌っているわけじゃないんだよ」 『歌わないたまご』 written by 新菜 http://suimy.me/novel/package/20906
- 新菜さんと『歌わないたまご』について - 新菜(ニーナ)さんはWebライターです。 彼女の作品の1つ『歌わないたまご』を読んだ時に感化されまして 自分なりに作品を視覚的に表現してみました。 文章作品に対するこの様なアプローチは 読み手の想像の裁量を狭めるリスクがあると思いますが、 幸いにも新菜さんに大変喜んでいただき、快諾の上、公開いたしました。 たまごが、歌うわけがないですよね。 でも彼女の文章はそんな世界に無自覚に読み手をさらいます。 改めて本編の短編作品 『歌わないたまご』 も合わせてお読みいただけると幸いです。 文章量が少なく短時間でさらっと読めます^^ 現実と非現実でたゆたう。或る男女の対話をお愉しみ下さい♪
2012年05月17日03時37分
>ぐうたらおやじさん ハンドルネームが面白いですw いらっしゃいませ^^ おお、お読みいただけたのですね! 新菜さんも喜ぶだろうなぁー、ありがとうございます! 僕も好きなフレーズですb
2012年05月17日03時39分
>りこぴんさん 毎度です! 卵って改めて向き合うと、白じゃないなって思いました。 トリミング 1:1 の面白さに目覚めてしまったかもですw よく見るとtwitterの初期サムネイルに見えてきました^^;
2012年05月17日03時40分
>KHさん 書き方が独特なコメントが嬉しいです。 いつもありがとうございます^^ ところでesuqu1さんからも同じ様なコメントをいただいたのですが しずる感ありますか!?全く意図していなかったんで意表を憑かれました~。
2012年05月17日03時40分
>yoskinさん お久しぶりですね^^ご来訪嬉しいです。 用意したのは A4プリンター用紙です。 1枚は床に、もう1枚は折って壁に見立てて卵の後ろに。簡易スタジオですね^^ ライティングは右からスタンドにて。 卵は・・・なんで立ってるんだろう・・・。 おっほ、詩集は恐れ多いので、お店のフライヤーで使っていただけますかw
2012年05月17日03時40分
>げろ吉さん ありがとうございます^^ 久しぶりの爽やか作品なのでした。 メインストリームは暗黒面ですが^^; 五感ですか!?すごく嬉しいです。 たまごの歌は聞こえましたでしょうか。
2012年05月17日20時05分
なかやん^^
すばらしい作品ですね たまごに水滴がかかっていてなお透明感に色づけされているようです^^
2012年05月15日14時35分