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    ギャラリー『analog city』

    コメント5件

    池中ゲン太

    池中ゲン太

    やはり銀塩写真にはモノクロヒーロー達のそれがありますね。 一時期、初めてみようと思った事もあったのですが自分の場合、写真のレスポンス、 撮り続けリアルタイムにそれを写真としてすぐ見れる環境、テンションを下げないスピード感が必要で 今はデジタルで良いと思いました。まぁ、此処から先の事はわかりませんが。。 それに自分の中でのヒーロー達の写真の力は昭和のPOWERの中にあるように思えます。 満たされない思いとか、社会にたいする怒り、悲しみ、欲望などが写真に現れていて最近の写真家とは まったくの別モノで、根本的にPOWERが違います。。それら写真家の写真はどのカメラのどのレンズ を使っても自分の写真になります。それは根本的な写真に対する考え、信念を持っているからそこから ブレ無いんだと思います。鬼気迫る写真も数多くテーマ性も深いです。アラーキーなどは死と生を 見つめ自分の妻の死も愛猫の死も、死へと向かう自分も撮っています。ただ全部がそのテンションと言う分け では無く非常に緩い作品も多くあります。

    2012年02月26日10時07分

    池中ゲン太

    池中ゲン太

    写真に緩急をつけ、より力を増しているようにも思えます。かたや中平卓馬のように完全に自分を 消し去り被写体のみの力を出そうと、あがく孤高の写真家もいます。彼の伝説は数多く、とても理解出来る 人ではないですが。でも思うのですが自分と写真との距離感、関わり方、自分にとっての写真とゆうもの、 撮り続ける写真力、それは全てを理解し力をもって続ける事が大事なのではないでしょうか。 それに自分の写真の意味は自分で見つけ人の真似ではない自分にとって大事な何かを撮り続けれるように 成りたいと思っています。 自分にとって一番面白く、気になるのは、やはり自分の何かじゃないかと思っています。 長々とすいませんでした。最近、写真の本気の話がしたくてたまりません。 photohitoの枠に収まらない真剣な、構図や技法では無い、根本の話がしたい。。 それが自分を高めてくれる気がします。

    2012年02月26日10時27分

    yumetaro

    yumetaro

    池中ゲン太64キロさん コメントを読んで、写真に向き合う真摯な気持ちが伝わってきました。 僕も写真との関わり方についてはいろいろ考えることがあります。 僕が憧れているのは木村伊兵衛、ブレッソン、エルスケン・・・スナップの巨匠 ばかりです。 ああいう写真が撮りたいと思って、フィルムカメラにモノクロフィルムを入れて 撮ってみたりしています。が、重大なことに気がつきました。 モノクロフィルムしかなかった時代にモノクロで撮るのにはリアリティがありますが、 カラーの時代にモノクロで撮るのは「飾り」ではないのか。現代のモノクロは当時とは 意味が違っていて、彼らに憧れて同じ手法を選ぶことで逆にリアリティから乖離してしまう。 彼らはみんなジャーナリズムと関わっていて、彼らのスナップは「報道写真」的な 意味合いがありました。彼らなりに時代を写し撮るという気概を持っていたのではないか と思います。土門拳が「絶対非演出」をうたったのは「写真は報道である」という認識が あったからだと思っています。 方や現代では、写真は巷に溢れています。彼らの時代と違って写真人口は爆発的に増加 しています。こういう時代に街角スナップの存在感は希薄になり、外界を忠実に写し撮った 写真と言うだけではただの没個性的な絵にしかなりません。そう言う意味合いで、今や時代 を写しているのは一眼レフではなく、携帯の写真です。しかもツイッターやフェイスブック の写真の中に今の時代は網羅されていて、高級なカメラで撮られた写真よりリアリティに溢 れているように思われます。 そんな時代に、モノクロ時代のヒーローに憧れた僕は何を撮ろうとしているのだろう。 その答え探しが当分続くことになりそうです。 まともなお答えができず申し訳ないです。

    2012年03月06日00時12分

    池中ゲン太

    池中ゲン太

    丁寧なコメント有り難うございます。 もう少し書かせて貰います。リアリティーはカラーだと思います。 モノクロは使い方だと思います。色が無い事で言いたい事、主題がダイレクトに伝わり、 カラーの生っぽさも排除出来る為カタチとしての写真を作って行ける。言いかえれば単純に感覚的な表現が出来る。もっと言えばカッコイイ。モノクロは難しい事、抜きにしてハマります。色気と言ってもいいかも。。 それに例えば、マネキンなどの命ないモノと人などの命あるモノとの境目を曖昧にしてくれたりもします。 モノクロの性質を知って使いこなす事で、普通のリアリティーとは違う、モノクロのリアリティーが生まれると 思います。記憶に残したい自分のコアな写真はつき詰められたカラーでは無いでしょうか。

    2012年03月06日21時03分

    池中ゲン太

    池中ゲン太

    そして木村伊兵衛と土門拳イイですね~。 ただ被写体深度の浅い、木村はモデルに愛され、深度の深い土門はモデルに嫌われたと言いますが、 どちらが正しいのかは難しいとこですね。被写体深度の適度な浅さにリアリティーがあると思っていますが、 土門の力も説得力がありますね。やはり昭和のヒーロー達の写真は響くものがありますね。。

    2012年03月06日21時21分

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