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南天の星空

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    D3100+Sigma10-20mm F3.5

    コメント6件

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    takuro.n

    大小マゼラン雲が浮かぶ光景は日本からは見られない不思議な感覚でしょうね。 ノイズが残念な感じですし、3分露出となれば10ミリでももっと星が動きそうな気もしますが、ISO1600にして半分の露出は試してみられたでしょうか。 一般的には高感度にした方が長時間露出にするよりノイズは増える傾向がありますが、ISO800の3分露出だと長時間露出によるノイズが増えてしまってる気がします。 また、このような1枚撮りで後から天体写真のような後処理を施さない場合は撮影時にノイズリダクションを十分かけてしまうのも手ですし、ノイズそのものはセンサーの加熱によって起こりますので、1枚撮ったら30秒は間隔をあけて少しでもセンサーを冷ますような感じで使うと少しはマシになると思います。

    2012年02月07日12時06分

    kinkuma

    kinkuma

    takuro.nさん コメントありがとうございます! マゼラン星雲が肉眼で見られる環境にいられる事のありがたさを感じて撮影しています。まだ、星の撮影を始めて1年足らずなので、試行錯誤を繰り返しながら、他の方達の写真を見ては設定などを変えて撮ってみています。 そうなんです、ノイズが結構目立ってしまっているんですよね(汗)takuro.nさんが思っている通りで3分露出で10mmならもっと星が動いても良いはずです。実は簡易赤道儀を使って撮っています。実は、ISO1600で撮っている写真もあるのですが、その画像はISO800よりもノイズが出てしまって厳しい画像でした。ただ、ISOを許容範囲で上げる事により、長時間露光によるセンサーの加熱から来るノイズの低減は出来るはずですよね。それ以上に、センサーに入ってくる光の絶対量が少なかったという事でしょうか。結果として、ISO1600ではノイズが減る分よりも、シグナルのロスの方が大きかったという事なのかな。。この画像自体(ISO800)にもノイズ低減処理はかけて撮っています。D3100に備わっているノイズ低減の機能はD700の様な上のクラスの機種と違って、長時間ノイズ低減機能がなく、ノイズ低減の強弱も変える事が出来ないので、この辺がこの機種の限界なのかと思っています(が、どうなんでしょう?) 撮影してから30秒程感覚を置くという事は全くしていませんでした(汗)貴重な情報ありがとうございます!今後、しっかり実践していきます!

    2012年02月07日16時55分

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    takuro.n

    赤道儀をお使いでしたか(^○^) 通りで(^◇^;) しかし赤道儀を使っているなら後処理でノイズ対策は出来ます。 ただし、RAW現像やコンポジットの出来るソフトを持っていることが必須ですので、場合によっては何か買わなければならないかもしれません。 センサーの加熱によるノイズには大きく分けて二つ、いつも同じ所に出る画素欠陥による輝点ノイズや、センサー周りのコンデンサーの熱がうまく遮蔽されていない場合にこれまた同じ所に出るアンプノイズなどの固定ノイズと呼ばれるものと、毎回違うところに違う形でムラムラと出るランダムノイズと呼ばれるものがあります。 前者の固定ノイズはダーク減算という手法で綺麗さっぱり消し、後者のランダムノイズに対しては加算平均合成という手法で違うところに出るノイズを打ち消しあわせて均すことでSN比を良くしますが、これさえ出来るようになれば、ISO800の5分露出くらいならほとんどノイズを感じない綺麗な写真に仕上げることも可能です。 簡単にやり方の例を書くと、まず最初はあまり欲張らずにISO800の5~7分露出くらいで赤道儀で同じ写野を30秒くらい間を開けながら4枚撮ります。 大事なのはノイズリダクションを切っておくことと、全て同じ設定で撮ることで、後は出来れば全てRAW撮りが望ましいです。 他にも撮りたい写野があるなら全く同じように撮っておきます。 ライトフレームの撮影が終わったらセンサーが冷えて条件が変わらないうちにレンズとファインダーにキャップをしてカメラ内に一切外光が入らない状態にしてこれまた全く同じようにダークフレームというものを4枚撮っておきます。 帰ってパソコンに取り込んだらライトフレームの1枚を丁寧に納得いくよう現像しますが、このときもノイズリダクションやシャープはかけず、レベル調整やトーンカーブで基本的な明るさや色味の調整に徹し、強調作業はまだやりません。 納得のいく現像が出来たら、他のライトダークフレーム全てを全く同じ設定で現像しておき、全て出来ればTIFF保存しておきます。 この中からまずダークフレーム4枚をそれぞれの輝度の25パーセントずつ使う形で平均合成して1枚のダークファイルを作っておきます。 次に全てのライトフレームから1枚1枚このダークファイルに写っているノイズを消す形で減算します。 この段階で固定ノイズのほとんどは綺麗に消えます。 次に、このダーク減算が終わった4枚をこれまた輝度の25パーセントずつを使う形で平均合成します。 これで全ての写真で同じ場所に写っているはずの星の輝度はそのままに、ランダムに出ているノイズのみ打ち消しあわれてムラムラ感も大幅に減ります。 ここまででやっと下処理が終わりで、ここからやっと星をもっと明るくしたり淡い部分を持ち上げたりといった普通の強調調整に入ります。 以上は基本的にPhotoshop系でのやり方をとても簡単に書きましたので、使うソフトによっては使う言葉も違ったりしますが、やってみられると驚くほどの効果と思います(^。^) そういえば英語が大丈夫なわけですから、フリーでそういう天体写真に特化した良いソフトは幾つもあります。 中でもよく使われているのはDeepSkyStackerというもので、これ一つで簡単にダーク減算も加算平均コンポジットも出来てしまいますので、時間があれば検索して調べてみるのも面白いかもしれませんね(^^ゞ

    2012年02月08日02時58分

    kinkuma

    kinkuma

    takuro.nさんへ 最近、CS5を導入してまだレイヤーの作り方も実は良く分かっていない段階なんです(汗)自宅のPCは全てがMacに置き換わってしまい(以前はWindowsPCもあったのですが全てクラッシュ)、今はまだ、GIMPを使って合成しています。いまでも、CS5に関しては、基本的にRAW現像してTIFF→JPG、プラス、マジックブラシなどで修正と、簡単な事しかしていません。。これから色々見ていかないと、とは思ってるのですが、時間がなかなかとれずに今に至っています。ですので、紹介していただいたフリーのソフトも使えないということに。。。orz 。。。。 以前、どなたかのホームページで、ダークノイズを撮って、それを減算するという手法を読んだ事はあるのですが、実際に試したことはまだありませんでした。takuro.n さんの解説に沿って、次回やってみます!しかし、その前にPhotoshopのレイヤーの操作等を覚えなくては。。 一つ takuro.nさんの 以下の説明の中で疑問に思った事があるのです。 “この中からまずダークフレーム4枚をそれぞれの輝度の25パーセントずつ使う形で平均合成して1枚のダークファイルを作っておきます。 次に全てのライトフレームから1枚1枚このダークファイルに写っているノイズを消す形で減算します。 この段階で固定ノイズのほとんどは綺麗に消えます。 次に、このダーク減算が終わった4枚をこれまた輝度の25パーセントずつを使う形で平均合成します。 これで全ての写真で同じ場所に写っているはずの星の輝度はそのままに、ランダムに出ているノイズのみ打ち消しあわれてムラムラ感も大幅に減ります“ 25%の輝度の写真を4枚加算するという事で、結果として100%輝度に持っていきつつ、ランダムノイズを平均化する事で最終的な画像を得るということでしょうか?そうなると、この場合の平均合成というのは、単純な平均ではなく、ピクセルごとに平均した値を4倍したものをアウトプットした画像ということになるのでしょうか? Photoshop初心者なのもので、変な事を聞いていたら申し訳ありません(汗)

    2012年02月08日12時08分

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    takuro.n

    CS5をお持ちならちゃんとPhotoshop系の言葉で書けばよかったですね(^_^;) ただ、私は外国語はからっきしですので、あくまで日本語版での言葉として(^_^;) 上に書いたダーク減算と加算平均コンポジットは、レイヤー操作などとは呼べないほど簡単な作業です。 まず4枚を25パーセントずつと書いた天文の世界では加算平均コンポジットと呼ばれる合成ですが、これは単純なピクセルごとの輝度の積み上げです。 ただ、ランダムな割合で積み上げたのではノイズを平均化する効果がありませんので、必ず100パーセント割る使用する画像枚数の割合で積み上げるため、結果的には全てを100パーセントで積み上げてから使用枚数で割るのと同じ事になるので、加算平均とか平均加算と呼ばれます。 また、ライトフレームだけでなくダークフレームも4枚撮って加算平均合成しておくのは、両者のSN比を同じにしておかないと場合によってはランダムノイズが悪化することもあるからです。 合成方法ですが、これらの場合はそれぞれ画像があるわけなので、重ねたい画像を全選択コピーして、元にする画像にペーストし、後はレイヤー効果を選んで合成する割合を指定するだけです。 最初から全ての枚数いっぺんに合成するのは不安であれば、2枚ずつトーナメント式に合成していくのが分かりやすいですし、位置合わせ不要のダークフレームではなくライトフレームは赤道儀の設置精度によっては少しずつ星がずれることもよくありますので、これは2枚ずつ位置合わせしながら合成していくことになります。 例えばライトフレームでもダークフレームでもABCD4枚あるとすると、まずBを全選択コピー後Aに貼り付け、レイヤー方法は標準のまま合成割合を50パーセントにすれば、2枚の加算平均合成が完成というわけで、CDも同じように作業し、出来上がった2枚をまた同じように作業すれば、4枚の加算平均合成画像の出来上がりです。 このように、枚数が4枚より増えてもトーナメント出来る枚数にしておけば分かりやすいです。 ダークファイルは上に書いただけの操作で出来上がりですが、ライトフレームはペーストしてから位置合わせが必要なこともあり、その場合はレイヤー方法を差の絶対値にしてみます。 これは同じ輝度の場合は見えなくなってしまう合成なので、星の位置が完全に合っていれば真っ暗な画面になりますが、たいていはちょっとずれてますし、合わせ込んでも完全に真っ暗にすることはほぼ不可能ですので、まあこのくらいかなというところまで合わせればいいです。 位置合わせが終わったらレイヤー方法を標準に戻して割合を50パーセントにし、レイヤーを統合して1枚の画像にします。 この統合をして1枚の画像にしておかないと、次の合成の時に割合がおかしくなります。 以上が加算平均コンポジットの方法ですが、手順としては途中にダーク減算が入ります。 まず最初に4枚のダークフレームを加算平均コンポジットして1枚のダークファイルを作っておき、次にまだコンポジット前の4枚のライトフレームから1枚1枚ダーク減算します。 ダーク減算の方法はライトフレーム1枚に作っておいたダークファイルを貼り付け、レイヤー方法を差の絶対値にしてレイヤーを統合する。 それだけで、合成割合も100パーセントのままでよく、効果は分かりにくいですがこれで固定ノイズは綺麗に消えます。 これを4回やって出来上がったダーク減算済みのライトフレーム4枚を、上に書いたように今度は位置合わせしながら加算平均コンポジットしていけば、最終的に固定ノイズは消えてランダムノイズも均されてSN比の良い元画像の出来上がりで、天の河や星雲を浮かび上がらせるための強調作業などは、全てこのノイズの無くなった元画像に対して行い、けっしてRAW現像時に無理をしてはいけません。 実際にはダーク減算はRAW段階で行うのがより正しく、それの出来る天文用のソフトの場合は手順や考え方も違う部分もありますが、あくまでPhotoshopで行うものとして書いてみました(^^ゞ 読むとなんか面倒そうと感じるかもしれませんが、やってみれば決まり切った単純作業ですので、また機会があれば試してみて下さい(^。^)

    2012年02月08日13時58分

    kinkuma

    kinkuma

    takuro.n さんへ 解りやすく詳細な解説をありがとうございました! 近いうちに早速試してみます。(今週は月が出ているので、来週末辺りにでも) Photoshopには、いまいちまだ馴染めていないです。慣れの問題なのでしょうが、まだ時間がかかりそうです。特に、家のMacに入っているのが英語版なもので余計に苦労しています。(僕の英語は結構いい加減なのです) 写真が出来た際にはアップしますので、またご意見を頂けると嬉しいです! P.S. 星の写真を撮り始めて約一年。。思えば結構お金のかかる趣味ですよね。。 特にレンズ。。広角、望遠共に単焦点の明るいレンズが欲しいです。。。

    2012年02月08日16時23分

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