赤目四十八滝からの帰り道、地方巡業４ヵ所目の奈良県にも立ち寄ることができました。日が暮れてから此処を訪れたのは初めてでしたが、日中とは違い、背景に何も見えない方が却って天平の時代の情景を想像させてくれるので感慨も深まりますね。いにしえの創建当時、この門戸の向こうに繰り広げられていたであろう8世紀の日本はどんな世の中だったのか？　暗闇も相まって時空の重みがそこに在ります。

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