これは仏教彫像（菩薩像）の一つで、来世への祈りや守護を象徴する宗教的副葬品です。 西夏王朝はチベット仏教の影響を強く受けており、王陵からは多数の仏教関連の造形物が出土してるそうです。 特にこの像の穏やかな表情や瞑想的な姿勢は、仏教の「慈悲」や「智慧」を象徴しています。 片足を曲げて座る「遊戯坐（ゆげざ）」のようなポーズ、なかなか色気さえ感じられますね。

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