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*エッセイ:前掲からのつづき 自民党総裁就任後の高市早苗氏の活動は目覚ましかった。 新連立、内閣スタッフの選任。すべて前例踏襲でも、天の声でもなく、自分の思う政治をやるための人選だった。自分の体制を自分で調えたのだ。 その意味ではトランプ大統領的だが、彼女は強引にではなく、つまり独裁的にでははなく、しかし慣例的にでもなく、淡々として自分の思うスタッフを揃えたのだ。 *下に続く *この場での私論、ご容赦。歴史が大きく変わるメルクマールの時。拙心情を残したいがためのモノローグとしてお許しを。
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*つづき 組閣に当たっては、総裁選のライバルであった他の4人もすべて重要ポストに付けた。自民党総力戦の体制を整えたのだ。この人事には、配慮はあっても近年の意味での忖度は感じられない。私利私欲も全く感じられない。すべては日本国民・国家のために。まるで幕末の志士たちのようだ。そしてその日本は世界と共にある日本だ、ということが数日後からの行動で明らかだ。 そして総理大臣就任後の活躍。そう、活躍としか言いようのない外交活動を行い、たった1週間で、世界のSanaeになった。それは取りも直さず日本が再び世界の日本になったということだ。それも今回は、経済大国としての日本ではなく、世界の方向をリードする平和的国際交流・政治国家としての日本だ。 絶妙のタイミングでマレーシアでのASEAN会議を訪れたトランプ大統領は、会ってすぐに彼女を評価し、2日後に訪日したその日、丸一日を行動を共にし、その間も非常に好意的に振る舞い、帰国してからは、世界に向けて彼女を絶賛した。 それはそのまま、アメリカの日本に対する姿勢となり、これまで配下のように見ていた日本を、友として認めた瞬間だった。 この経緯をほぼリアルタイムで見ていた私は、太平洋戦争終了後80年目にして日米はやっと対等の友になった、と思った。 やっと戦後が終わった、との思いを深くした。 *次掲、玉川橋につづく
2025年11月05日00時18分