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公園の横を流れる小さな流れ、玉川。 ここは昔の松原村と、私の生まれ故郷である松岡村を分ける境川だった。 今でこそコンクリートの川になってしまったが、おそらく昔はその名の如く玉のように美しい水の流れる川だったのだろう。 その玉川に小さなコンクリート造りの古い橋が架かっている。玉川橋だ。 昭和7年竣工、とある。 西暦1932年。世界激動の時代だ。そして日本も。 *下に続く
ジョニー森永さん 100年近く経っているとは、つい最近まで知らずに渡っていました。 それを知ってから、私にとってこの橋は歴史に架ける橋となりました。
2025年11月12日01時37分
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*上からのつづき 国内では、まず血盟団事件、そして5・15事件。 国際的には、前年に始まる満州事変から、この年の満州国建国。 それが引き金となって日中戦争へ。そして大東亜戦争、やがては太平洋戦争へと日本国は突き進んでいく。 さて、なぜ日本は、傀儡国家としての満州国を作ろうとしたのか。 それにはさまざまな見方があり、一概には言えない。 しかしどんな理由があるにせよ、他国の領土に入り、その一部を傀儡国家として独立させるという行為は、ヨーロッパ諸国が500年間に亘って行って来た植民地主義とさして変わらない。 ただ、日本側の意識としては、明治以来、文化、政治、軍備など、すべての分野について外国(とくにヨーロッパ)に学び、その影響の下に新しい国家を作ろうとしてきたが、ここに来てやっと独り立ちし、ヨーロッパのように振る舞える。さらには、伝統や国体を踏まえた日本独自の国家運営、国際活動ができるようになった、との思いがあったではあろう。 なぜいま私がこのようなことを書き連ねているかというと、ここ10日間ほどの高市早苗新首相の国際政治活動に傾注して、思うところがあったからだ。 *以下、次掲、玉川橋にて。
2025年11月04日01時51分