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2006年中国の旅1 中国への日本企業大規模進出 最初の地@北京

2006年中国の旅1 中国への日本企業大規模進出 最初の地@北京

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    鄭州から北京に戻り、翌朝寧夏回族自治区の首府銀川に行くため、北京首都国際空港にほど近い所に泊まりました。 何処に泊まったのか位置確認するために、翌朝ホテルから撮った写真を見て目に留まったのがこの一枚です。 なんと、日本にとっての歴史的な場所が写り込んでいました。 中央から右側に「BMCC」と「Panasonic」の看板が見えると思います。 実はこれが日本企業による中国への大規模進出の第一号の工場だったのです… 詳しくはコメント欄にて…

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    1978年、当時の中国最高指導者であった鄧小平が来日し、松下電器(現 パナソニック)を視察し、松下幸之助に技術支援を要請しました。 松下幸之助は快諾し、1987年にカラーブラウン管の合弁工場を設立し中国への進出を開始しました。 これが日本企業の中国進出の先駆けであり、その後多くの日本企業が中国に進出するきっかけになったものだそうです。 その合弁会社が「北京松下彩色顕象管(Beijing Matsushita Color CRT Co., Ltd)」通称BMCCといい、北京市と松下電器(現 パナソニック)の合弁で設立された会社でした。 その姿が偶然にも写真に写っており、お陰で場所も特定でき、かつ戦後日本の中国への企業進出の歴史的な経緯も再確認できました。 ご存知のように1990年代後半からは中国の製造業の成長とともに進出した日本企業は「チャイナリスク」に直面するようになり、近年では生産拠点の国内回帰や他国移管、および「オープンイノベーション」による現地パートナーとの共創の方向に動いていますね。 ちなみに、現在この写真に写っている「BMCC」は2009年にパナソニックが株式をすべて中国側の合弁パートナーに譲渡し、併設していたブラウン管製造事業も終息しているそうです(現在はLEDの時代ですものね…)。 現在この跡地には創業100年の記念事業の一環として「松下記念館」が建っているようです。

    2025年11月02日06時24分

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