なべかつ
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「稲架木に掛けるハザ」は、新潟地方特有のようです。 越後平野の昔は、かなりの湿地帯で牛馬が頼りの稲作でした。他県でよく目にする田んぼの中のハザでは乾燥が難しく、水に強く枯れにくい木(トネリコという樹木…湿地を好み弾力性に強い)を田んぼの農道わきに植え「稲架木」として使われ、稲架木に稲の重荷に絶える竹を数段取り付け「ハザ」を掛けていました。 その後、耕地整理や機械化・乾燥機の普及等が進み「米どころ新潟の秋の原風景」といわれた ”稲架木やハザ” を目にする事が珍しくなりました。