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ロープウェイ頂上駅に着き、長城に登りました。 これが慕田峪長城の北側の風景です。 尾根沿いに長城が続き、霧がかかって美しい姿を魅せてくれていました♪ この先をたどると八達嶺長城に繋がっています。 なお、この慕田峪長城は世界遺産になっておらず、万里の長城としての世界遺産は八達嶺長城と東西の両端の三カ所だけのようです。 ここで慕田峪長城についてコメント欄にて少し説明しておきます。
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万里の長城は、渤海湾沿岸からゴビ砂漠まで全長約6000kmといわれる長大な防壁として築かれました。 その起源は春秋時代(紀元前8世紀~同5世紀)にさかのぼり、紀元前3世紀に秦の始皇帝が北方民族の侵入に備えて修築し、さらに西方に延ばしたものだそうです。 現在残っている長城はほとんどが明代(14〜17世紀)のものとか。 今回訪れた慕田峪長城は北京市懐柔区、市中心から北北東約60㎞の山岳地にあります。 この長城は明の初代皇帝朱元璋の将軍徐達が、北斉時代(6世紀半ば)に築かれた長城の上に建設したものだそうです。 この写真の方向の長城は海抜1,000mの山稜にあって、山の起伏に沿って連綿と続くので、巨大な龍が飛び立つがごとくと言われているそうです。 緑豊かな非常に美しい景観を持っていることから、中国のみならず世界中から「万里の長城は慕田峪が最高」と評価されているようですよ。
2025年09月05日05時31分