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2005年中国の旅3 銀錠観山・什刹海@北京

2005年中国の旅3 銀錠観山・什刹海@北京

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    ここは什刹海のくびれているところ、呉海と前海の境に架かる石造りの小さな橋、銀錠橋の上から后海方向の景色です。 今回、写真を再度見直して何故中国人アドバイザーが最初にここに連れて来てくれたかが今になって分かりました… この場所、この景色が「西涯八景」また「小燕京八景」の一つ、「銀錠観山(银锭观山)」だったのです…

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    よく聞く「〇〇八景(はっけい)」… 八景とは、ある地域における八つの優れた風景を選ぶ、中国発祥の風景評価の様式で、その影響を受けた台湾、朝鮮、日本など東アジア各地で「八景」が選定されてきた歴史があるそうです。 ここで、「西涯八景」とは… 「西涯」は什刹海のことで、ここで育った明代の文学者の李東陽がこの地域の風景を詠う「西涯雑咏十二首」を作成し、その中から「西涯八景」が出てきました。 「小燕京八景」とは… 以前、盧溝橋を紹介した時に、清の乾隆帝が金王朝の時に挙げられた「燕京(北京)八景」の一つ「盧溝暁月」を訪れ七言律詩を詠んだと説明しましたが、「小燕京八景」は上流層ではなく一般市民が選んだ八景だそうです。 この写真には天候の関係で写り込んではいませんが、この太鼓橋の橋頂から后海の向こうに北京郊外の西の山々が見えるそうです。 銀錠橋の上から后海の水面の向こうに山々の稜線を望む(銀錠観山)…この美しさ(電線が醜い(^^;)が「西涯八景」、「小燕京八景」の一つに数えられているそうなんです。 北京に行かれた際には是非ここにきて美しき光景を見ていただきたいと思います… さて、この銀錠橋、実は北京のなかでも最も古い橋の一つで、明代の正統年間(15世紀前半)に造られたものだそうです。 もっとも、何度か再建されており、最近では2010年に再建されて安全で新しくなっているようですが、この写真は2005年に撮っているので1950年の修復の姿だと思われます。 なお、橋の名前は…短くて上から見た形が銀塊に似ていることから付いた名だとか…

    2025年08月25日07時47分

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