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穂高橋を渡って凡そ400mほど梓川沿いに上ると、左手の森の岩肌にひっそりと佇むのがウェストン碑です。 これは英国人宣教師ウォルター・ウェストン(1861-1940)のレリーフ(浮彫胸像)で、氏は登山家として日本各地の名峰を制覇し、明治24年(1891年)には上高地にも訪れて山案内人・上條嘉門次とともに北アルプスに挑んだそうです。 続きはコメント欄にて…
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明治29年(1896年)、著書『日本アルプスの登山と探検』で上高地の魅力を世界に発信し、日本山岳会が「楽しみとしての登山」を日本に伝えた功労者として、氏の喜寿を祝って、昭和12年(1937年)梓川沿いのこの地に額面型のレリーフを掲げまたそうです。 が、第二次世界大戦…敵国となった英国人のレリーフはわずか5年余りで取り外されてしまいました… しかし、そのレリーフは日本山岳会で保管されており、空襲で一部が焼損していたそうですが、修復されて昭和22年(1947年)6月14日に現地に戻されたそうです。 この復旧式が現在も続くウェストン祭の起源となり、以降毎年6月の第一日曜日に開催されています。
2025年08月15日06時08分