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「日本を代表する神戸港に相応しいランドマークを」との想いから、神戸ポートタワーが誕生したのは1963年のこと。双曲面構造による鼓を長くしたような美しい外観は、その優美さから「鉄塔の美女」と呼ばれ、およそ60年に渡り神戸の人びとから愛されてきました。 SONY Cyber-shot DSC-RX100 Vario-Sonnar T* F1.8-4.9/f10.4-37.1mm
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maru06さんの「トラス構造①」にコメント備忘録 komaoyo 2025年08月24日23時08分 トラス構造とは、橋などでよくみられる梁や柱が三角に組まれている構造形式を指します。東京タワーや東京ゲートブリッジ、明石海峡大橋のような大型の建築物にも使われているお馴染みのものですね。三角の節点は、きっちり留めているのではなく自由に回転できるピン接合であり、圧力がかかっても分散しやすいのが特徴。変形やたわみが起こりにくく、橋などしなやかさが必要な建物だけでなく、バイクのフレームにも採用されています。 メガトラスとは、簡単にいえば巨大なトラス構造。歌舞伎座は1階から4階にかけて吹き抜けになっており、柱のない開放的な劇場空間の上に高層ビルを乗せたような構造ですが、これは通常ではありえない形。支える場所が圧倒的に足りず、安全性が確保できませんね。柱だらけの窮屈な劇場にならずに済んだのは、メガトラスでビルを支える土台となったからなんです。その大きさたるや、日本最大級!総重量はおよそ1,600トンで使われている鉄骨は厚さが85~90mmの高強度鋼材、高さ12m×長さ38mの文字通りメガなトラス構造といえるでしょう。また、複雑な溶接が施されておりその長さを合計すると、なんと40kmとフルマラソン並の距離になります。清水建設が持てる技術の全てを結集させ取り組んだ大仕事、東日本大震災級の大震災にも耐える最先端構造です。こんなにも巨大ですが、現在は外壁がついて見ることはできません。ちょっぴり勿体ないような気がする。 トラスについて述べましたが、実はほかにもトラス構造はあります。中心から外へ向かってハの字にトラスを配置している「ハウトラス」、これは主に木製の橋で使われています。また、逆ハの字なのが「プラット トラス」でピン接合との相性がよく、明治時代によく使われていたのですが、逆W形のワーレントラスが発明され、そちらの方が部材が節約できて且つ軽量化もできるのであまりみられなくなりました。などなど、時代の流れや部材によっても使い分けられているトラス構造。トラス構造は今日いろんなところで、身の周りのもの支え続けているのです。 Copyright © 1937-2017 東和製作所 All Rights Reserved. コメントへの返信 maru06 2025年08月25日20時47分 komaoyoさん、詳細なコメントありがとうございます。 大変勉強になりました! これからも、トラス構造の建築物を沢山撮っていきたいと思います(^^
2025年08月25日22時40分