久喜市『鶏足山　迦葉院(旧:加性院)』境内 ※慶安元年､西大輪村宇中島の地に建立された小院で、出羽国｢本達寺｣の末寺だった。が､水害等で寺院維持も困意状態とり廃寺になり、享保19年､下総国｢東昌寺｣黙山元轟<ﾓｸｻﾞﾝｹﾞﾝｺﾞｳ>住職が､大輪村･白石兵左衛門と騎西町･斉藤忠兵衛の協力で､古利根川河畔から移して再興した。ｺﾉ時に寺号を改め､山城国｢鷹峰源光庵｣の末寺となった。が、下総｢総寧寺｣の間で末寺関係をめぐり争い、敗訴、一時僧籍を剥奪され住職が寺院を去る事になったらしい。