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2005年中国の旅2 盧溝橋 「盧溝暁月」その1@北京

2005年中国の旅2 盧溝橋 「盧溝暁月」その1@北京

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    ついに盧溝橋の袂に着きました。 その袂の右側には大きな石碑が建っています。 これが清王朝の最盛期の第6代皇帝乾隆帝が読んだ有名な七言律詩「盧溝暁月」の石碑です。 皇帝が燕京(北京)八景の一つに数えられるここ盧溝橋で月を見たことに由来しており、中秋の名月の夜には月見に多くの市民がここを訪れるそうです。

    コメント1件

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    石碑には乾隆帝の以下の七言律詩が刻まれています。 茆店寒鶏吚喔鳴 曙光斜漢欲参横 半鉤留照三秋澹 一蝀分波夾鏡明 入定衲僧心共印 憶程客子影猶驚 邇来毎踏溝西道 触景那忘黯爾情 ※本文は縦書きですが、ここでは横書きです… <大意>  茅葺屋根の店で夜明けの鶏がうめき声で鳴き、白みかかる空には、( 西に) 銀河(斜漢)と、(東に)横たわろうとするオリオンの三ツ星がみえる。  ねじれた上弦の月が照り残り、秋の気配が淡くただよう。虹の橋が波を分け、鏡のような明るい水面に挟まれる。  悟りに入った禅僧は、この景色をただ心に刻み、道程を振り返る旅人は、水面に映る自分の影に驚くだろう。  この景色を見て以来、この橋より西の道へ行こうとするたび、景色に触れると、暗然たる離別の情が抑え切れなくなる。 明け方の盧溝橋にねじれた上弦の月が照り残る「盧溝暁月」の景観は、北京八景のひとつに挙げられ、中国では古来、詩に詠まれてきたそうで、中でも盧溝橋端に石碑が残る乾隆帝の詩は特に有名だそうです。

    2025年06月04日06時30分

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