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危うし!タイムアップ
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文永元年十二月 四十三歳御作 今年も十一月十一日、安房国東条の松原と申す大路にして、申酉の時、数百人の念仏等にまちかけられ候ひて、日蓮は唯一人、十人ばかり、ものゝ要にあふものわづかに三四人なり。いるやはふるあめのごとし、うつたちはいなづまのごとし。弟子一人は当座にうちとられ、二人は大事のてにて候。自身もきられ、打たれ、結句にて候にて候ひし程に、いかゞ候ひけん、うちもらされていまゝでいきてはべり。いよいよ法華経こそ信心まさりて候へ。