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危うし!タイムアップ
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弘安二年十月 五十八歳御作 各々師子王の心を取り出だして、いかに人をどすともをづる事なかれ。師子王は百獣にをぢず、師子の子又かくのごとし。彼等は野干のほうるなり、日蓮が一門は師子の吼ゆるなり。故最明寺殿の日蓮をゆるしゝと此の殿の許しゝは、禍なかりけるを人のざんげんと知りて許しゝなり、今はいかに人申すとも、聞きほどかずしては人のざんげんは用ひ給ふべからず。説い大鬼神のつける人なりとも、日蓮をば凡釈・日月・四天等、天照太神・八幡のの守護し給ふゆへに、ばっしがたかるべしと存じ給ふべし。月々日々につより給へ。