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写真エッセイ:わが町点描2:本町通り1:NTW559

写真エッセイ:わが町点描2:本町通り1:NTW559

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    B

    右の白い建物は、現在のNTT支所。 1950年代初期、ここに警察署、そして隣り合って私の祖父が経営していた洋裁学院があった。石造の大きな建物だった。裁縫以外にお茶やお花を教えていて、当時としては、嫁入り前の若い女性が学ぶ私立学校のようなものだった、と後になって聞いた。 私は祖父の自転車に乗せられてよくここに来た・・、ようだ。 洋裁学院の入学式の写真がある。祖父の両膝の間に私が立っている。写真のフラッシュがボンッと大きな音を立て、驚いた私が、うわっ!と大声を上げ、みんなが笑ったことだけを覚えている。

    コメント4件

    ぶっちゃん

    ぶっちゃん

    こんばんは。 懐かしい場所を訪れてさぞ感慨深かった事でしょうね。

    2025年01月26日17時51分

    yoshi.s

    yoshi.s

    ぶっちゃんさん 今でもよく通る道なのですが、通るたびに思い出します。 私がこの近くに住むようになったのは、上記の記憶の頃から30年も経ってからなのです。

    2025年01月26日18時58分

    いずっち

    いずっち

    yoshi.sさん 本町通1.2画とエッセイを読んでいて 感慨深く胸が熱くなりました。 写真の思い出 うわっと大声を上げ みんなの笑い声。 おじい様の膝の間に立つ幼いyoshi.sさん。 お寿司屋さんの2階で 賑やかなお食事風景。 映画のワンシーンのように想像しました。 ここに確かに洋裁学院があり、警察署があった。いきいきと笑顔のみんなが存在してた。 祖父母のお店を店じまいして50年以上経ちます。 30年以上前所用の為訪れた際、立ち寄った時、駐車場になっていました。 お店と住居があった土地そのままの形に駐車場になっていました。 お店の入り口、重い木戸、台所の土間、五右衛門風呂、離れや倉庫。 お客さんの声がするたび 割烹着で手を拭きながら お店に走ってく祖母の姿。自転車の荷台に手際よく配達物をくくりつける祖父の姿。 ここに確かに存在していたんだと 涙が止まりませんでした。 時々グーグルのストリートビュー?で見に行ってます。駐車場を見ると寂しくなるけれど、でも心が安らぐのです。 家じまいした実家を見ると、過去記録に なんと実家前で白杖ついた元気な父の散歩姿が写っています。 あぁ、この頃に一度でいいからタイムスリップしてほしいと思ってしまいます。 ダラダラととりとめのない文章 ごめんなさい。こうして記録しておくことって例え様子が変わっても大切やなぁと思いました。

    2025年01月27日01時43分

    yoshi.s

    yoshi.s

    いずっちさん ご祖父母さんへの思い、思い出を語って下さってありがとう。 懐かしい思い出は、記憶としてだけでなく、きっと自分の人格の中に刻まれ、今の自分を作っているのだと思います。だからこそ今になっても感応するのでしょう。 つまり、父母、祖父母、そして先祖は、今の自分となって生きているのでしょうね。

    2025年01月27日14時37分

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