冬雲や夕日影さす裏通り 　　　　　　　　　　　　未牧 表通りから一本中に入った裏通り。 沈みかかった陽が、道の辺の家々に射していた。一日ご苦労さん、と言っているようだった。 顔を挙げると、電信柱に突き刺さるかのように低く冬雲が浮かんでいた。 なんの変哲もない裏通りの光景。でも、とても美しいと思った。 30年前の明日、阪神・淡路大震災が起こった。いまの平和に感謝する。 合掌

コメント4件

頂雅

とても美しいのは、きっと冬の日の夕日影の 所為ですね。

2025年01月17日12時53分

yoshi.s

頂雅さん はい。 そしてそれを眺める私の心の、この時の平安によるものでしょう。 なぜなら同じ夕日影を見ていても、次掲の画の時には全く別の心持ちになるのですから。

2025年01月17日13時49分

オーちゃん！

【冬雲や　背中丸めて　家路かな】

2025年01月17日13時51分

yoshi.s

オーちゃん！さん はは。拝受 返句。 　冬雲や丸めた背中ぐっと立て　未牧

2025年01月17日14時01分

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