ぱんだや
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美瑛町における、セブンスターの木、ケンとメリーの木、クリスマスツリーの木、四季彩の丘、青い池、白髭の滝などでのオーバーツーリズムの問題は深刻化の一途であり、とりわけ畑周辺と生活道路を大量のバスやレンタカーが占拠する光景はもはや異様の一言。目的外であってもその場を回避しなくてはならないほどの状態です。 この冬に、セブンスターの木の横にあるこの白樺がなくなることが決まったようです。
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この原因の一つがオーバーツーリズムに象徴される道路の占有や畑の立ち入りといった行為。とはいえこの問題は外国人観光客が押し寄せる以前から指摘されていて、日本人もある程度の数が同様のことを行ってきていたことは間違いありません。 それと同時に、地権者にとって必要か否かの判断一つで有名になった木も切ることが可能ということです。2016年の2月24日は哲学の木が、切り倒された日でした。その後いくつかの木がなくなりましたが、地権者の思いを考えると当然のことだと思うし、哲学の木は早くに決断されてよかったのだと思いました。いまこの日を迎えることがいつ起こってもおかしくないのがクリスマスツリーの木。 5台6台もの大型バスが同じタイミングで停められそれに何台ものレンタカーや道内道外ナンバーの個人車両。さらに美馬牛駅から徒歩で来る人。同じタイミングで100人以上が1本の木を目当てにやってきています。これを何度か目の当たりにするともうこういうものはなくていいのではないかと思うようになりました。地権者に何の利益ももたらさないどころか迷惑でしかない人の集まり。 美瑛の観光地化は性善説や人が来るということでは片づけられない段階であることを知るべき段階です。 この写真は、まだ外国人観光客が増える前でしたが、足跡など畑への立ち入りは10年前から言われていたので、数が増えて対応できるレベルを超えているということもあると。 同時にカラマツなどは植林して伐採してを繰り返すものなので、北瑛の有名なカラマツ林などは遠くないうちに伐採されるのでしょうが、これも仕方のないこととして捉える必要があるので、マイナスな伐採ばかりでもないことも事実かと思います。 撮らせていただいている側にすれば、農業を生業としている人たちあっての景観ですから、作物を循環させて畑を維持していくことと木を植える切るもそれと同様のことと捉えるべきなのかと思いました。
2025年01月12日08時36分