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カスタム熱風焙煎機「αNOVO -アルファ・ノヴォ-」は、300gという少量の生豆から、浅煎りから深煎りまで自由な焙煎度合いで、丁寧に正確に焙煎することができる高性能な焙煎機です。産地(高産地・環境・土壌等)や品質(品種・完熟豆・ハンドピック・天日干し等)にこだわりを持ったグルメコーヒーです。その中でも味覚が個性的で優れて高品質なものがスペシャルティコーヒーと呼ばれています。
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チョコレートは甘く、コーヒーは苦い という認識はそもそも間違いです。 カカオ豆に含まれるポリフェノールは「苦い」のが特徴です。 この苦みを感じないよう砂糖やミルクを加えて、食べやすく工夫されたのが一般的な市販の甘いチョコレート。脂質や砂糖、ミルクたっぷりで高カロリー。さらにおいしくてつい食べ過ぎてしまうことから、「チョコレート=太る」というイメージができあがったのかもしれませんね。 確かに、チョコレートの原料カカオ豆の大半は脂質です。しかしカカオ豆の脂質は良質なもので、含有量が最も多い脂肪分ステアリン酸は、体内に吸収されにくくエネルギーになりにくいという特徴があります。チョコレートの脂質は体脂肪になりにくい、つまり、太りやすいわけではない!といえそうです。 ポリフェノールにはいろいろな種類があり、その効果も様々。中でもチョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、老化や病気の原因ともなる活性酸素を減らす強い抗酸化作用があり、動脈硬化や高血圧、糖尿病といった生活習慣病の予防・改善や、血流アップ効果による冷えやむくみの改善、美肌効果が期待できることが分かっています。 チョコレートが茶色いのはカカオ豆からとれる“カカオマス”に含まれるポリフェノールによるもの。一方で、ホワイトチョコレートにはカカオマスが使われていないため、カカオポリフェノールはほとんど含まれていません。健康効果を期待するなら、白ではなく茶色いチョコレートを選ぶとよいでしょう。 コーヒーと聞いてみなさんはどんな印象を思い浮かべるでしょうか?きっと日本では、「苦味」だったり、「眠気覚まし」だったり、まだまだそんなイメージが強く残っていると感じます。コーヒーが「苦いから飲めない」、そんな方も多くいると思います。 でも実はコーヒー豆はもとは果実の種。もともと苦いものではないんです。今回はこの誤解されがちなコーヒーの苦味についてご紹介したいと思います。 コーヒーはもともとコーヒーチェリーと呼ばれる果実の種なんです。果実を収穫して、種を取り出し、洗って乾燥させた生豆に、火を通して初めてあの見慣れた茶色いコーヒー豆になるんです。 種自体にはもともと苦味はほぼありません。コーヒーの独特の苦味は、火を通すことで生まれる「焦げ」の苦味なんです。お肉を焼く時に、火力が強すぎたり、火にかけすぎると焦げて苦くなっていくのと同じです。ではなぜ、一般的に流通しているコーヒーは焦がしてあるものが多いのでしょうか? 焦がしてしまえば香ばしさに包まれて嫌な風味も感じづらくなるんです。逆に、焦げないように焙煎すると、素材の風味が隠されずにそのまま味わえるので、嫌な素材であれば嫌な風味が、良い素材であれば素晴らしい風味が感じられるようになるんです。 熟していない果実も混ぜて収穫したり、水洗や乾燥を丁寧にやっていられなかったりと、大量に作られたコーヒーは、素材の風味も良くはありません。そんな大量生産のコーヒーは、浅煎りで素材の風味をそのまま出すよりも、ある程度火を通して香ばしく仕上げたほうが、嫌な風味が感じづらく美味しく楽しめるんです。だから多く出回っているコーヒーは苦味が強いものが多いわけです。 一方で、農家さんが品種や育て方に気を配って丁寧に作ってくれたコーヒーは雑味なく、焦がすともったいないほど素晴らしい風味に溢れています。せっかく作り手や素材によって風味が全然違うのに、焦がしてしまったらどれも同じ苦いコーヒーになってしまってもったいないんです。 丁寧に作られたコーヒーの焙煎は野菜を炒めるのと同じような感覚。LIGHT UP COFFEEでは、しっかり火を通して甘さや質感を引き出すけど、焦げないところで止めて、素材ごとの個性が心地よく感じられるように焙煎します。 そんな雑味なくつくられたコーヒーは、まるでフルーツのような風味。個性のあるコーヒーだからこそ、その風味を活かすために結果的に浅煎りになっているんです。
2025年02月21日18時50分