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冬の風物詩「鹿寄せ」。ナチュラルホルンを吹くと鹿が集まってくる・・・ ここで撒く餌はドングリのみです。大豆とか持ち込まないようにしましょう。 ホルンの音で鹿が集まる・・これには仕掛けがありますが、知ればがっかりですので控えます。 SONY Cyber-shot DSC-RX100 Vario-Sonnar T* f1.8-4.9/10.4-37.1mm
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宮島でも同じようにラッパを吹いて鹿寄せを行っていた時期があります。 昭和56年のNHK新日本紀行では進軍ラッパの様な音で走り寄って来る鹿たちの群れと餌やりのおじさんの姿が記録されています。 2022年から改正自然公園法により、宮島で野生動物に餌をあげることは違法となりました。つまり、ルールを破ると罰金の対象になることも…!これは鹿さんたちのためでもあり、私たち人間のためでもあります。 宮島は世界遺産の厳島神社がある、美しい自然の島です。しかし、鹿が市街地に集まりすぎると、本来生息すべき森林のバランスが崩れる可能性があります。森林内での植生管理が難しくなり、自然環境に影響が及ぶ懸念が指摘されています。 宮島の鹿さんたちは、「神の使い」として古くから親しまれてきました。でも、その美しい関係を保つためには、人間がルールを守ることが大切です。 しかし、宮島の鹿さんは野生動物だからと、行政は「餌やり禁止のお願い」をしています。ところが肝心の山には鹿さんが食べられる植物がほとんど生えておらず、鹿さんを苦しめる措置になっているのが現状です。 宮島は花崗岩が隆起して出来た島でこれにより塩分を多く含んだ土壌となり、鹿さんの餌となる雑草がほとんど生えないのです。シダ、シキミ、サカキなどの塩害に強い毒性のある植物が多く生えています。 当初の宮島鹿管理保護計画では、芝地を増設したり、飢えた鹿がいれば給餌すると記載されていました。ですが、その計画自体が形骸化しており、全く守られていません。そして、なぜか餌やりが悪いことのように徐々に変わって行きました。
2025年02月25日10時59分