yoshi.s
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J
B
ふところに新たないのち抱えつつ いまを去りゆく枯れの愛しき 未牧
こういう一見人目に付かない所で、数億、数兆(いやもっとか)の循環=愛しい命のバトンタッチが絶えず繰り返されてきたわけですね。 この枯れ葉を地球そのものに喩えたらどうなるだろうか? 地球の<ふところ>に宿る我々全ての生命体は、言わば新芽。 命のバトンの循環を無視した長きにわたる人類による冒涜行為は、やがて「枯れの愛しき」の感覚すら消滅させかねない。 地球に守られているからこその感覚なのだから。 地球自身が枯れてしまったら、我々は何処へ行けばいいのだろう? 我々を迎えてくれる星はそう易々と見つかるものではない。 そうならないように、地球というゆりかごに守られてきたように、我々も守って行かねば。 宇宙旅行を夢見るのも良いけれど、その前に足元を見ることの方が大切なような気がする今日この頃。 足元の小さな「枯れ」に意味と価値を見出せる心たちが、一つでも多く育つことを願って止まない。 生まれて生んで、守って守られて、見送って見送られて・・・、未来永劫。
2024年12月21日07時35分
楓花
yoshi.s さまの優しさが伝わってくる素敵な写真歌ですね。 枯れの愛しき…見習いたいと思います。
2024年12月20日22時47分