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到着ロビーに展示してあった中国メーカーの車の写真が残っていました。 普通は気にもかけないのですが、昨今中国製EV車がよく話題に上がっているので、20年前の上級中国国産車はどうだったのか…参考にupしておきます。 メーカーは遼寧省の省都瀋陽に本拠地を置く国営の華晨汽車(かしんきしゃ、Brilliance Auto)で、自主ブランドとして乗用車の「中華」および商用車の「金杯(ジンベイ)」を展開しています。 この車は「中华轿车」で日本語では「中華セダン」となります。 続きはコメント欄で…
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この「中華」、当時街中で時々目にする上級乗用車でした。 スペック表が写っているので、概要をピックアップすると… 車体サイズ:4880×1800×1450 エンジン形式:4G63S4M 2.0L 直列4気筒 トランスミッション:マニュアル5速 最大出力:95Kw(129PS)/6000rpm 最大トルク:173Nm/4500rpm 最高速度:190Km/h … 当時としては堂々としたサイズのセダンで、国産としては上級クラスですね。 エンジンは三菱製です。 当時、中国では三菱の4G63エンジンは定評があったようです(^.^) 実際に後日この車で長距離を移動したことがありましたが、休憩時に運転手がボンネットを開けて「どうだ!三菱のエンジンだ♪最高♪」と自慢していたのを思い出しました。 確かにエンジンのシリンダーヘッドに三菱のマークが誇らしげに鎮座していました。 しかし…その周辺の補器や各種部品は…一昔前の感じがしましたけどね(^^; ちなみに、この華晨汽車は日本の三菱やトヨタから技術供与を受け、「金杯」ブランドではトヨタからのライセンスを得て「海獅」(ハイエース)、「閣瑞斯 (Granse)」「海獅王」(いずれもベースはグランビア)などを生産しています。 また2003年からはBMWと合弁を組み、中国でBMW車を生産しています。 今から約20年前、中国の道を走っている乗用車はVWやGMなど欧米の2世代か3世代前のOEM車で、中国製のやぼったいデザインの車が出回っり始めたところではないでしょうか… その後のパクリを経て…現在は様変わりです…
2024年12月18日05時41分