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太和殿前の中央、フェンスが設置されて入れない階段と石彫刻のスロープがあります。 皇帝は輿に乗り石彫刻のスロープ上を降りてくるそうで、両サイドの階段はその輿の担ぎ手が上り下りする階段だそうです。 この石彫刻のスロープ…皇室の威厳と風格を示す装飾だそうですが、刻まれている彫刻にはちゃんと意味があるそうです。 それは…コメント欄にて…
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この石彫刻は「九龍五峰」と言われ、周囲は樊彩文様で装飾され、中央には海水の川の崖があり、流れる雲を背景に9頭の龍と5頭の浮山が彫られています。 詳しくは分かりませんが、「龍」「山」「九」「五」は皇帝を象徴??するそうなんです… ちなみに、後日紹介する太和殿の後方にある保河殿の後ろにも同じ大きさの石彫刻がありますが、これは長さ16.57メートル、幅3.17メートル、厚さ約1.70メートル、重さ250トンの一枚物で、紫禁城最大の石彫刻だそうです。 この太和殿の前にあるものは完全な一枚物ではなく、3つの不均等な石をつなぎ合わせたものだそうで、残念ながら保河殿のものは撮ってきていません(^^;ゞ これらは明の時代(1420年)永楽に建てられたものですが、重機の無い時代にどうしてこんな重量物を運んだものなのか…不思議です。 で、調べてみれば…寒い冬、道に水を撒いて凍らせ、その上を滑らせて引いてきたそうです…なんてすごいことをするのでしょうか…
2024年11月25日07時50分