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梅田を歩いていると・・・なんじゃこりゃ・・・ 4×5フィールドカメラを持ち歩いてる人が・・・ 不滅の名機リンホフスーパーテヒニカV45ではあ~りませんか・・・ こんな重量級を持ち歩いてスナップショットをされているようです。ポラフィルムバックお持ちだったので、一枚撮って頂きました・・・腕時計もいいのを持っておられる・・・ Schneider-Kreuznachシュナイダー・クロイツナッハ Symmarジンマーf5.6/150、コパル#1、FUJIFILM instaxで
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テヒニカ(Technika )シリーズはリンホフの代名詞ともなっているフィールドカメラ。4×5in判が主だが一時5×7in判も販売されたことがある。4×5in判モデルはコンパクトにまとめられる中に許される限りのアオリ機能とバラエティーに富んだ機構を数多く持ち、スーパーテヒニカ45IV発売以降プロカメラマンの標準機材の一つとなり、篠山紀信、白川義員、白籏史朗等愛用者として知られるプロカメラマンが多数ある。 スーパーテヒニカ45V/テヒニカ45V(1963年発売) - 4×5in判。スーパーテヒニカVは距離計連動。 マスターテヒニカ45(1972年発売) - 4×5in判。広角レンズのライズのためボディー上部の一部がめくれ上がるようスーパーテヒニカ45Vが改良されたモデル。また革がブラックになった。距離計連動のモデルと距離計を装備しないモデルがある。 マスターテヒニカ2000(1995年3月発売) - 4×5in判。従来の純粋な光学距離計を装備しない。ボディー内にフォーカシングトラックを備え、電子測距システムEMS(Electronic Measuring System )ユニットを装着すると90~300mmのレンズでフォーカスエイドや最大60mの測距が可能となる。EMSユニットの電源は単3アルカリ×2本。アオリ機能を使用した場合EMSユニットは機能しない。フロントライズ55mm、シフト左右各40mm、ティルトアップダウン各30°、スイング左右各15°。バックティルトアップダウン各20°、スイング左右各20°。ベッドダウン15°または30°。 マスターテヒニカ3000(2006年発売) - 4×5in判。従来の純粋な光学距離計を装備しない。広角レンズ使用時の利便性を向上。 マスターテヒニカジュビリー(2007年発売) - 4×5in判。リンホフ設立120周年の記念モデル。ベースはマスターテヒニカ3000。 Schneider KREUZNACH (シュナイダー・クロイツナッハ) ドイツのレンズメーカー、世界に名高いシュナイダー社は写真家・科学者・技術者から、最高のものと評価されています。 大判写真の多種類に渡る焦点距離のレンズが用意されていることは、プロ写真家の要求を充分満たしうるものです。 「Schneider KREUZNACH SYMMAR 5.6/150(シュナイダー クロイツナッハ ジンマー)」 4×5判カメラでこのレンズを使った場合、35mm判カメラに換算すると42mm前後のレンズの画角に相当します。シャッターはCOPALの#1ですので、ポケットに入れられるくらいの小ぶりのレンズです。 150mmという焦点距離のレンズの使用頻度も高めです。 イメージサークルが220mm(F22)ありますので、4×5フィルムで風景写真を撮る分にはよほど極端なアオリでもしない限り、ケラレるようなことはありません。 SchneiderとFUJINONの写りを比べた場合、Schneiderの方がわずかに暖色系(アンバー気味)の発色をします。逆の言い方をすると、FUJINONの方がわずかに寒色系(シアン気味)の発色傾向があるということです。例えば新緑を撮ると、Schneiderで撮ったほうが葉っぱの緑が極わずかですが、黄色っぽく写ります。レンズのコーティングの違いではないかと思うのですが、確かにFUJINONのコーティングのほうがグリーンとブルーの色味が強めになっています。
2024年11月05日15時02分