銅鳥居をくぐって階段を降りた所にあるのが「入口御門」です。 1829年（文政12年）の建立で、重要文化財です。ここで先ず目を引くのは右側の「御柱」です。ここのは「二之御柱」で、「一之御柱」はあの石の大鳥居を入った所にあるそうです。次に目を引くのはその「御柱」の右横の大木です。樹齢1000年以上と言われる欅の大木です…「贄掛け（にえかけ）の欅」と呼ばれているそうで、ご神木と言ってもいいほど素晴らしい巨木ですね。

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さて、“贄掛け”とはなに？でしょうか… 資料によると…今から750年ほど前、鎌倉幕府は殺生を禁ずるため、数度に渡って全国の守護・地頭に鷹狩りの禁令を発したそうです。ただし諏訪大明神の御贄狩（みにえがり：お供えの狩り）だけは例外として許可したので、諸国の御家人らは諏訪社を勧請して、その御贄狩と称して鷹狩りを続けたとか… そして諸国の鷹匠は「諏訪の贄掛（にえがけ）」を行い、諏訪大明神を信仰したそうです。この木は当時はまだ小さかったはず…この木に狩りで獲った獲物をかけたのでしょう…か…

2024年11月02日08時28分

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