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初めてのケルン大聖堂…目に入るものすべてが感動ものです… どこをどう巡ったか、今となっては全く記憶にありませんが、当時の写真に写っているものを数枚紹介します。 この磔刑像は単純なものですが、何故か気が引かれたものでした。 調べてみると…「ゲロ大司教の十字架」という大聖堂の見どころの一つだそうで、内陣(クワイヤ)の周り、周歩廊に鎮座していました。 何が見どころなのか・・・コメント欄に続きます。
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この「ゲロ大司教の十字架」は、10世紀後半に神聖ローマ皇帝のオットー1世の友人であったゲロ大司教(976年没)によって寄贈されたものだそうです。 像の高さは約187cmほど、広げた両腕の指先から指先までの長さは約165cmほどあります。 中央のキリストの頭は前に傾き、目は閉じた状態で正に死ぬ間際の瞬間が表現されています。 大理石製のバロック様式の祭壇と背後の輝く太陽は、後年の1683年に司教座教会参事会会員のハインリッヒ・メーリングにより寄贈されたものだそうです。 この像の見どころポイントは、実物大の木彫り磔刑像としてはヨーロッパで最古の作品であるとされ、その後のキリスト像の原型になったと言われていることです。
2024年09月03日05時28分