二代目店主、杉本紀夫氏によるトークイベント「アカデミー・バーと壁画の思い出」から『本屋や飲食店のならびに店があり、当初はバーではなく、喫茶店だった。父は京都出身で、明治屋に入社して修行した。商品知識を蓄えて独立し、紅茶に興味を持ち、ケーキを作るパテシエのはしりのような存在だった。小磯良平先生や竹中郁先生が、店でアッサムティを飲んでいた、と母から聞いた。しかし、夜にお酒を置く方が利益が出るため、昼間のティールームはバーに変容していった。』

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