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ザンクト・ゴアールスハウゼンのフェリー乗り場から見る対岸の街ザンクト・ゴアー/Sankt Goarです。 今から乗るフェリーは写真左端に着岸中で、そろそろこちらに向かってきます。 ここでの川幅は約270m程ですから、ほんの数分の所要時間でしょう。 ところで、リューデスハイムを発ってからここザンクト・ゴアールスハウゼンに至るまで橋が一本もありませんでした。 この後もしばらく橋が無いので、対岸との行き来は今回利用するようなフェリーしかないようです。 この話はコメント欄につづきます…
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改めて調べてみると… 世界遺産になっている「ライン渓谷中流上部」、上流は今回行ってきたリューデスハイムとその対岸のビンゲンから下流のコブレンツまで約65㎞あります。 が、その間には橋が一本もありません。 あるのはさらに上流のヴィ―スバーデンで、下流側はコブレンツです。 この間の道路距離を測ってみると短い右岸路で約92㎞もあります。 このザンクト・ゴアールスハウゼンでみると、上流側約56㎞、下流側約36㎞までライン川を渡る橋が無いということです。 すなわち…対岸間の行き来の不便さを解消するには渡しやフェリーが必須ですよね。 故にちょっとした街が対岸にある場合に対岸を結ぶフェリーがあるようです。 さて、何故「ライン渓谷中流上部」には橋が架かっていないのか? ですが… ・歴史的には古城が並ぶほど昔から様々な係争があり ・川が境界としての役目を果たしていたこと ・ライン川が急流で幅があるため技術的に難しいこと ・船の運航上の障害になること …等々いろいろ要因があったみたいです。
2024年07月11日05時45分