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ゾーネック城を見てから下流へ約9.3㎞、右岸の街カウプ/Kaubに着きます。 その街のちょうど目の前の中洲に船のような城が見えます。 プファルツ城/Burg Pfalzgrafensteinです。 この時は外装修理工事のため、周辺にネットが掛かっていましたが、ご覧ください… まぁ~ライン川の中、こんな小さな中洲によくもまぁ小さいながらも立派な城を造ったものです! しかも、増水を想定してちゃんと流されないないように上流側が船の舳先のようになっています… 歴史等についてはコメント欄に…
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やはりこの城も通行税を徴収する関所として、1326年に建てられたものだそうです。 現在は資料館となり見学可能ですが、昔同様渡し舟に乗って行かなくてはいけません。 これがまた楽しいようです(^.^) プファルツ城は平らな岩島に1326年にルートヴィヒ4世によって軍艦を模して造られたお城です。 五角形の船の形をしているのは、激流化した水の流れによる損傷や流木などで城壁が崩されるのを防ぐためといわれています。 レンガと漆喰で造られた白い城壁の高さは12mあり、城壁の上には矢狭間や石落としを供えた木造の防御施設も整っています。 城は1714年にバロック様式に改築され、現在のような姿になりましたが、税徴収のために作られた城なので、戦争などの被害にあうこともなかったようです。 1866年の普墺戦争後は徴税の必要がなくなり、1960年代まではライン川航行船のための信号塔として利用されました。 さて、この少し派手な色が施されたプファルツ城と対照的なのが背後のカウプの丘の上に聳える古色蒼然のグーテンフェルス城です…・ プファルツ城は税収のため、グーテンフェルス城は軍事的な役割だったようです…
2024年07月07日05時45分