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曹洞宗大本山永平寺の正門の石柱に「杓底一残水 汲流千億人」とあります。 普通のお寺は山号など刻んであるのですが、どこにも「永平寺」という文字は見えません・・・。 調べてみると・・・「しゃくていのいちざんすい ながれをくむせんおくのひと」と読むそうで、この言葉には開祖・道元禅師の深~い禅の教えが刻み込まれていました。
おおねここねこさん、コメントありがとうございます。 ちょっと気になって記録のために撮った一枚です。 家に帰ってから調べて見ると・・・えらい奥深い意味がありました。 お付き合いいただきありがとうございます。
2011年06月21日17時32分
hisaboさん、コメントありがとうございます。 レスが遅くなりすみません。 正門に対峙したところ、この石柱の文字が気になり始めました・・・。 何度か訪れているのですが、これまで全く気づいていなかったのですが・・・やはり歳のせいですかね(^_^; で、家に帰って調べて・・・なるほど!と。 この門の直ぐ右側に谷川が流れていますし、境内の中に白山の伏流水が湧き出ている所もありました。 時代は経ても重みのある人類共通の教えですよね。 仏教、哲学・・・どちらも詳しいことは分かりませんが、相通じるということはなんとなく理解できます。
2011年06月26日14時37分
まこにゃんさん、コメントありがとうございます。 レスが遅くなりすみません。 永平寺は鬱蒼と茂った山間の谷に広がっているので、外から見てもその大きさはよく分かりません。 が、中に入ると七道伽藍が回廊で繋がり、相当の広さであることが分かります。 もともと修行場であることから、一般客が入り込むことにちょっと異質な感じがしますが・・・。 茶道・・・よく知らないのですが、この言葉を調べてみて、なるほど!でした(^.^)
2011年06月26日15時38分
TR3 PG
開祖・道元禅師は 毎朝仏様にお供えする水を門前を流れる谷川から柄杓で汲み取っておられたそうです。 禅師はいつも柄杓で汲み取った水を、半分だけ谷川に戻されていたそうです。 谷川の水は豊富で涸れる心配はありませんが、どんなに水が沢山あっても一滴の水も粗末にしないという禅の教え・・・そして、柄杓の水を少し残して川に返せばその水を下流の多くの人々も受け止めることが出来る・・・という教えです。 道元禅師は「今自分がここに生きていて 何か得たものがあるならば どんな小さなことでもよいから それを 人のために伝えていきなさい」と言われ、同じ川の水を飲んで共に生きるだけではなく、同じ喜びや悲しみを 分かち合えるようにとも諭されたそうです。 この教えは茶道にも生かされており、柄杓で釜から湯を汲み取ったとき、半分だけ注いで残りの半分を釜に戻します。 「杓底一残水 汲流千億人」の心だそうです・・・。 合掌
2011年06月17日20時45分