ホーム TR3 PG@ 写真一覧 2006年ドイツの旅 ヴェーヌス(ヴィーナス)の洞窟@リンダーホーフ公園 TR3 PG@ ファン登録 ユーザートップ 写真一覧 ギャラリー お気に入り ファン ファンになっているユーザーの写真 ファンになっている ファンになってくれている 2006年ドイツの旅 ヴェーヌス(ヴィーナス)の洞窟@リンダーホーフ公園 お気に入り登録13 273件 D E 2024年04月19日07時51分 J B
もう少しじっくりと見て回りたいところですが、時刻も19時近くとなり最後に見逃してはいけないところにやって来ました。 聖アンナ礼拝堂からぐるっと回り込み、城の裏庭のカスケード(人工滝)の上にある音楽のあずまやの近くに登ってきました… こんなところに洞窟のようなところがあります。 これが有名なヴェーヌス(ヴィーナス)の洞窟Venusgrotteの入り口です… 少し説明が長くなるのでコメント欄に続きます。 コメント3件 TR3 PG@ ここは、ルートヴィヒ2世の幻想を現実化した建築物の中で最も壮大なもので、約2年の歳月をかけて造り込まれた人工洞窟です。 この時は残念ながら閉園時間だったので中には入れずじまいでした… この人工洞窟があのリヒャルト・ヴァーグナーの『タンホイザー』第一幕に登場する伝説のヴェーヌスの洞窟を再現したものなのです。 洞窟は木製のドーム型の屋根に覆われていますが、入口側からは見えないようになっています。 このヴェーヌスの洞窟は、湖、滝、波の装置、温風暖房、電気の照明効果を設えた人工洞窟で、当時の最新技術を駆使した傑作だそうです。 傾斜した土地に人工池が掘られて高さ10メートルの空間が作り込まれ、壁の外装や石筍、鍾乳石には網戸の網のような金属製のメッシュを貼り付け、石膏やセメントを塗り、人工の鍾乳石を光り輝かせるために細かく砕いたガラス片が噴きつけられました。 約二年の歳月を費やして1877年に完成した人工鍾乳洞は、当時世界最大の規模だったそうです。 この洞窟はヴァーグナーのオペラ、「タンホイザー」に出てくるヘーゼルベルクのヴェーヌスの洞窟と、イタリア南部のカプリ島にある『青の洞窟』がモデルとなっているそうです。 洞窟内には暖房が行きわたるようになっており、24個のアーク灯が用いられ、ここで使う電気は、ここより200メートルほど離れた機械室にある24台の発電機から供給されました。 これはバイエルンに初めて造られた発電所だそうです。 洞窟内の湖の傍の壁には人工滝が設えられ、スイッチを入れると水が勢いよく流れ出てきます。 内部の照明の色も変えることができ、さまざまな雰囲気を味わうことができます。 ルートヴィヒ2世がこの洞窟を訪れるのは夜間と決まっていたそうで、ヴァーグナーのオペラ、「ローエングリーン」のモチーフである金色の貝の舟に従僕と共にに乗り、本物の白鳥を伴って湖を遊覧させました。10分ごとに色のついた照明が切り替わり、人工的に作った滝が流れ、波が立ち、そこに夢うつつで幻想の世界に浸るメルヘン王・・・すべて幻想的な光景です。 しかし、その舞台裏では、1人の電気技師がアーク灯や人工滝を操作し、ストーブを焚く暖房係7人が必死の形相で立ち回っていたそうです。 この幻想的な洞窟はもう一つの出入口に繋がっています 今回はその内部を見ることが出来ませんでしたが、可能であれば是非見てみたいところです。 2024年04月19日07時54分 オーちゃん! ドイツにも、天岩戸があったんですね・・・?!♪ 2024年04月19日11時31分 TR3 PG@ オーちゃんさん、いつもコメントありがとうございます。 そう!一国の王様がここに夜な夜な引きこもっていたんですねぇ〜(^_^; 2024年04月19日18時01分 新規登録・ログインしてコメントを書き込む コメントを書き込む 同じタグが設定されたTR3 PG@さんの作品 最近お気に入り登録したユーザー Chasamaru ファン登録 房総半島☆南風 ファン登録 macmos ファン登録 すー太郎 ファン登録 kuuaoyu ファン登録 笛吹けど踊らず ファン登録 オーちゃん! ファン登録 hisabo ファン登録
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ここは、ルートヴィヒ2世の幻想を現実化した建築物の中で最も壮大なもので、約2年の歳月をかけて造り込まれた人工洞窟です。 この時は残念ながら閉園時間だったので中には入れずじまいでした… この人工洞窟があのリヒャルト・ヴァーグナーの『タンホイザー』第一幕に登場する伝説のヴェーヌスの洞窟を再現したものなのです。 洞窟は木製のドーム型の屋根に覆われていますが、入口側からは見えないようになっています。 このヴェーヌスの洞窟は、湖、滝、波の装置、温風暖房、電気の照明効果を設えた人工洞窟で、当時の最新技術を駆使した傑作だそうです。 傾斜した土地に人工池が掘られて高さ10メートルの空間が作り込まれ、壁の外装や石筍、鍾乳石には網戸の網のような金属製のメッシュを貼り付け、石膏やセメントを塗り、人工の鍾乳石を光り輝かせるために細かく砕いたガラス片が噴きつけられました。 約二年の歳月を費やして1877年に完成した人工鍾乳洞は、当時世界最大の規模だったそうです。 この洞窟はヴァーグナーのオペラ、「タンホイザー」に出てくるヘーゼルベルクのヴェーヌスの洞窟と、イタリア南部のカプリ島にある『青の洞窟』がモデルとなっているそうです。 洞窟内には暖房が行きわたるようになっており、24個のアーク灯が用いられ、ここで使う電気は、ここより200メートルほど離れた機械室にある24台の発電機から供給されました。 これはバイエルンに初めて造られた発電所だそうです。 洞窟内の湖の傍の壁には人工滝が設えられ、スイッチを入れると水が勢いよく流れ出てきます。 内部の照明の色も変えることができ、さまざまな雰囲気を味わうことができます。 ルートヴィヒ2世がこの洞窟を訪れるのは夜間と決まっていたそうで、ヴァーグナーのオペラ、「ローエングリーン」のモチーフである金色の貝の舟に従僕と共にに乗り、本物の白鳥を伴って湖を遊覧させました。10分ごとに色のついた照明が切り替わり、人工的に作った滝が流れ、波が立ち、そこに夢うつつで幻想の世界に浸るメルヘン王・・・すべて幻想的な光景です。 しかし、その舞台裏では、1人の電気技師がアーク灯や人工滝を操作し、ストーブを焚く暖房係7人が必死の形相で立ち回っていたそうです。 この幻想的な洞窟はもう一つの出入口に繋がっています 今回はその内部を見ることが出来ませんでしたが、可能であれば是非見てみたいところです。
2024年04月19日07時54分